「東京ドリフトしか観てなかった人の感想」ワイルド・スピード SKY MISSION りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)
東京ドリフトしか観てなかった人の感想
正確には1,2も見てるんだろうけど記憶にはない。
ワイスピファンからすると、なんで唯一みたシリーズが東京ドリフトなの!?ってたぶん思われる。
おれはこのせいで、「あぁ、ワイルドスピードって名前だけ借りて主人公が変わる感じのシリーズなんだ」って思ったし、シリーズの繋がりがわけわかんなくなった。
特に主要キャラのアジア人、ハンについてのことなんてマジで混乱してた。
それもそうなんだよ。
ワイスピファンには当たり前だったのかも知れないけど、このシリーズは公開順と時系列が一致してないスターウォーズタイプだったんだよ。
おれと同じような初めての人のために説明すると、ワイルドスピードはいま9作出てるわけ。
まぁとりあえず多すぎだということは置いといて、
ワイルドスピード1
ワイルドスピード2
ワイルドスピード東京ドリフト
ワイルドスピードMAX
ワイルドスピードMEGA MAX
ワイルドスピードEURO MISSION
ワイルドスピードSKY MISSION
ワイルドスピードICE BREAK
ワイルドスピードスーパーコンボ
この9作。
ほんでおれが見てた3作目の東京ドリフトは、時系列だとまさかの6〜7作目の間なのよ。
いや、正確に言うと今回のSKY MISSIONと少し被ってる時系列。
そりゃ混乱するわけだよ。
でも、これでようやく納得出来ました。
さて、今回の映画。
途中、ムエタイっぽいアクションの敵が出てきて、もしかしてと思ったら、マッハの主人公、トニージャーだった興奮以外は、シンプルに面白い内容が続いた。
だが、見ながらちょっとネットでこの映画調べてたら、主人公の右腕的存在のキャラの役者が撮影途中で事故死したという衝撃エピソードを知った。
撮れなかった分は弟が代役として撮影したらしい。
それを知った上でラストシーンを見ていくと、とっても切なく、グッとくる演出だった。
どうやらその事故死があってから、急遽その役者の弔いを意味した脚本に変えたみたい。
ファンじゃないおれでも泣きそうになるぐらいだから、これ映画館では相当なものだったんだろうな。
ピークエンドの法則といって、人はクライマックスやラストシーンのクオリティで、その作品全体の評価を決めがちというものなので、それまでそこそこの評価にするつもりだったけど、この演出で高評価にしました。
for ポール