「リーアムが勿体無い」96時間 レクイエム ambrosiusさんの映画レビュー(感想・評価)
リーアムが勿体無い
クリックして本文を読む
リーアム・ニースンの哀愁漂う演技以外取り柄のない内容。
邦題の「レクイエム」とは何の事かと思ったが、妻を失った悲しみを表現したつもりなのか、全編通じて暗すぎる雰囲気をしてレクイエムと称しているのだろうか?
元々家族愛がテーマのアクションということで、世界観が小ぢんまりするのは是非もないが、今回奥さんが殺害される理由が余りにも下らないので、説得力が無く、ストーリーに没入出来ない。
「手強い敵」と言えばアフガン(せめてチェチェン紛争に出来なかったのか?ブライアンをロートル呼ばわりしたマレンコフは一体何歳なんだ!?)の歴戦の強者が率いるロシアンマフィア、というステレオタイプにもうんざりする。
肝心のアクションも明らかに前2作より控え目で、リーアムの地味ながらもキレのある格闘シーンを期待していると肩透かしを食う。
脚本のアラが目立ち、アクションとしても消化不良の為、3作目にして最大の駄作となってしまった。
コメントする