「1つの作品としては○ですが」96時間 レクイエム HALさんの映画レビュー(感想・評価)
1つの作品としては○ですが
まず、もうどこにも「96時間」という時間設定はないのですが、あのシリーズの続編だと理解してもらうためにはこのタイトルでやむを得ないのかなという感じ。
かなり酷評している方もいらっしゃいますが、私的には今作は1つの作品としては○、3部作の最終章としては△という感じ。ストーリーとしてはなかなか面白かったと思うのですが、2で命懸けで助けた奥さんが殺されてしまったことはかなりガッカリだし、そのせいで2がとても薄い作品になってしまったのではないかなと。無理矢理3部作にしたんだなという印象を受けてしまう。
そして事件解決には力よりも頭を使うというのが今作の特徴。アクションシーンは比較的少なめ。とにかくリーアム・ニーソンのアクションを見たいという人には少し物足りない感じはあるかも。
ですがリーアム・ニーソンは相変わらず強いし格好いいし、親娘愛には感動。
3部作のラストとして観たらイマイチですが、これで単独の映画だと思えばなかなか良いのではないかと思います。
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