ITECHO 凍蝶圖鑑のレビュー・感想・評価
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マイノリティレポート
本来ならば隠れて行なわれている行為や性癖を、ドキュメンタリーで紹介する作品。『秘すれば花』という喩えもあるが、こうして表に露出してしまうと好奇の目に晒されてしまい、陳腐化してしまう危険性を敢えて形に落とし込んだ内容である。
乱暴にまとめてしまうと、チェッカーズの詩だろう。♪あ~ぁ~分かってくれとは言わないが、そんなに俺が悪いのか♪
作品頭の部分の、大阪新世界のフケ専サウナ以外は、感情移入できた。ただ、どうしても結局『快楽』の匂いが途切れないのが説得力に欠けるのか、ダイバーシティの難しさを感じざるを得ない。でも、反面、生きる意味を見出している登場人物を大変羨ましく思う自分もいる事を再確認させられる作品でもある。
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