「リスを胡桃に(笑)」マイ・ファニー・レディ ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
リスを胡桃に(笑)
「マイフェアレディ」だと思ったら、「マイファニーレディ」でした(笑)
コールガールをホテルに呼んで一夜を楽しんだ後、「3万ドルあげるよ」という決め台詞で、娼婦の女性に夢を叶えるあしながおじさん的男。
彼に救われた女性が沢山いることは素晴らしいとは思いますが、一晩共にしていることを考えると、心の底から「素敵な男性」と思えないのが、この映画の肝となる部分。
コールガールが奥さんにバレた瞬間に、場の雰囲気が破滅的な寸劇へ変わるのも納得です。
優しさは時に、苦しみをも生み出してしまうという、複雑な心境の映画でした。
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