「期待していたが……」シーヴァス 王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語 ぱんだまるさんの映画レビュー(感想・評価)
期待していたが……
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いまいちでした。全体的にものこどやシーンに対してのカメラの切り取り方がパッとせず。いちいち効果の不明なカット。犬同士の闘いの撮り方etc
ストーリーも何を描きたかったのやら。お祭りの出し物劇の王子様になりたいくだりとその理由である好きな女の子に対する絡みもあっさり終わりすぎで。特に食い下がるわけでなく、そこでなにか起こるわけでもなく。
またタイトルとあらすじから主人公が普通の犬を鍛えて、それとともに主人公自身も鍛えられ、村長の息子の犬と対決するというそれこそ胸熱な展開を期待するも。蓋を開けてみれば村長の息子の犬と良い勝負をしたが負けてしまったそもそも強い犬を自分のものとし、とくに何をするわけでもなく傷が癒えてから再度闘わせたら勝ちましたよって。なんだそりゃ(´・ω・`)
最後、主人公が飼い犬に闘犬させるのをやめると言い出して血だらけの飼い犬を長まわしで撮って暗転、タイトルの「シーバス」をどどんと出すてアホか。なんやねん。何を読み取る気も起きんわ。
と、汚い言葉使い失礼。しかし、事前期待値が高すぎました。そして実際に鑑賞しての落差が大きすぎた。今年一番の落胆かもしれません。犬に一点、主人公役の少年の表情に一点、設定に半点。
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