「観た」薄氷の殺人 CBさんの映画レビュー(感想・評価)
観た
シネマカリテ、全席制に。久しぶりに、隣の人がいる状態で観たわ。緊張。
さて、家族が絶賛する本作を、俺も、ようやく観た。英語題は「黒炭、薄氷」(black coal .thin ice)、中国原題は、「白日の花火」なんだね。英語も日本語もなぜ変えたんだろう?
面白く、テンポよく観られたけど、あんま、わかんなかったわ。容疑者の兄弟が射殺されるシーンは印象強かったけど。ラストのダンスも爆竹も、違和感なく観たけれど、「あれ、何?」だわ。
家族に聞いた。「にっちもさっちもいかなくてなっちゃって、踊ったんじゃないの?」
をを、そういうことか。いいじゃん、それ。俺って、まったくそういうことに気づかないなあ。教科書人間かよ、ってちょっと自己批判的に悲しくてなったりして、そこはアジア映画っぽいんじゃない、と思ったりして。
>ベルリン映画祭:通称ベルリーナ。社会派の作品が集まる傾向がある。また、近年は新人監督の発掘に力を注いでいる。金熊賞は、最高の賞で映画賞にあたる。(以上、Wikipedia より)
中国の NOW を描いたってところが高く評価されたのかな。二転三転もちゃんとしてるし、主人公の「うだつがあがらない」の、全編通して、見事な表現!
youtube での宇多丸さんの語りを聞いたら、もう一度観たくなりました。
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Bacchusさんのコメント
2022年12月8日
難しいところも多かったけれど、7年前に観賞して、いまだに頭に残っているところが結構あるし面白かった記憶があります。
しかしやはりタイトルは直訳の方が良かったですよねw