「韓国ドラマ現代劇の単純スケールアップ」劇場版スリーデイズ　愛と正義　くりあさんの映画レビュー（感想・評価）

韓国ドラマをスケールアップしたというのがそのまま当てはまる内容と出来。

OPのフォーマットや、激しく動く展開、キビキビした演技といったいいところは生きてるのでそれはいいことでもあるんだけど。
悪いところもそのままで、映画としてはそこはどうにかならんのかと。

思わせぶりて回りくどい台詞回し。必要な時に必要な事を言わないからややこしくなる。被疑者として拘束されてるのに、あることに気づいて突然走り出すとかどうなんだ。
同じ人物を写してるのにコロコロ変わるカメラワーク。アップにしたり引きにしたり、話の内容に関係なく変わる。あれか、役者の演技がなが回しに耐えないのか。
実利より情を優先する脚本。親が死んだら仕方ない、って、それで動揺してまともに働けない奴は任務から外しとけよ、上司の責任問題だろ。

で、なんで次回予告はじまるの、20分もメイキングやってんの、謎残ったままなにこれ。

これはどうがんばっても星1.5。「映画」にしてから来い。

……いやね、ちゃんとオチついてたら、星3.5より上は付ける出来でしたよ？面白かったよ？割引きかない2000円でもOKでしたよ？
それだけに「なにこのテレビの2時間スペシャル総集編」なのが残念で残念で……。