劇場公開日 2015年4月11日

「ギリシャの町並みと、画になる俳優陣」ギリシャに消えた嘘 m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ギリシャの町並みと、画になる俳優陣

2020年3月30日
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鑑賞方法:VOD

詐欺によって大金を得た夫婦が ギリシャに観光に来るが、追手によってその歯車を狂わされてゆく。

紳士的で格好良いヴィゴ・モーテンセンと、セクシーな魅力全開のオスカー・アイザック!もぉ観てるだけで目の保養に(笑)。
ただ、少し内容的には2人程魅力は感じなかったかな(笑)。

観光に来た女子大生相手に小銭を稼ぐケチな詐欺師のライダル(オスカー・アイザック)と、投資家から巨額な詐欺行為を働くチェスター(ヴィゴ・モーテンセン)。
ライダルが本当に、チェスターに亡き父を重ね合わせたのか、観ている範囲では非常に解り辛い(笑)。重ね合わせたというよりも、お互いに詐欺師として何かを感じ取り、隙があれば足元を掬おうとしてたんじゃないのかな?って感じの表情に見えましたけど(笑)。
チェスターの妻コレット(キルスティン・ダンスト)も、都合が悪くなれば国へ帰りたいと騒ぎ出す始末。
次第に追い込まれるチェスターに、渋々協力を申し出るライダル。

ラストも、ライダルを庇うチェスター。
まるで父と息子の様……。
序盤でライダルが父の葬式に参加しなかったという描写があるけど、父と息子の確執も良く判らなかったし、父の最期を見送ったみたいなラストに少しムリがあったかなと感じたかな。

でも、こう云う昔っぽい感じは好きだし 時代背景からか俳優陣の衣装も良い雰囲気を醸し出していてそこは良かった。

m@yu-chan