「とんだトバッチリ」ジェサベル ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
とんだトバッチリ
幽霊に理屈は通らないのだろうが、あまりに理不尽。
ただ、主人公を罠に掛け陥れたのは、幽霊だけではない。
おそらく、幽霊だけではこの乗っ取りは成功してないだろう。
実家の周りで宗教(ブードゥー教?)儀式をしていた村人の役割は大きい。
(なぜ、そこまで片棒を担ぐ必要があったのかは描かれてないが、モーセが絡んでいることは想像できる)
その証拠に、終盤にモーセがいた教会の廃墟で、主人公たちが村人から襲われた時、主人公に気がついた村人が暴行を止め、主人公たちを解放している。
あの時村人は、主人公が何者で、どういう運命にあるかを悟ったに違いない。
それにしても、オヤジは因果応報だが、主人公はとんだトバッチリだ。
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