「よかった」プリデスティネーション 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
よかった
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タイムマシンがかっこよくて、時空を跳ぶと体にダメージがあるところも感じがよかった。空間から突然人がいなくなるとその体積分気圧が変わるのか、突風が吹き荒れるような表現もよかった。タイムマシン開発の前後53年しか跳べないのもよかった。
主要な登場人物が、実質的に一人だったというのはあまりに閉じた話で、もうちょっと社会性と言うか社会との関わりも描いてほしかった。娘時代はまだいろいろあったけど、おじさん時代は管理の人としか深いかかわりがなかった。
面白かったし表現もしっかりしていたけど、どこが始まりなのか考えても答えが出ず、そうなると結局「だからなんだ?」と思う。なんでそんな話に熱心に付き合わなければならないのだ、勝手にやってろとも思う。
ただ、タイムトラベルはしてみたい。今タイムトラベルしたいと思っているのは岡田斗司夫さんであろう。トラブルの元凶を全て解消してうまいことやり直したいはずだ。
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