「ノルウェーの刑務所が清潔すぎる」もしも建物が話せたら アイアムOKさんの映画レビュー(感想・評価)
ノルウェーの刑務所が清潔すぎる
原題は「Cathedral of Culture」というもの。「もしも建物が話せたら」というのはいささかあざといですが、まあつかみの効いたいい邦題だとは思います。一話目で、ベルリン・フィルのコンサートホールは確かに話していますが、二話目のロシア国立図書館は話していませんw
個人的にもっとも印象的だったのは、ノルウェーのハルデン刑務所ですね。清潔な建物、清潔で明るい独房、女性の看守、そして、受刑者が面会に来た家族と泊まれる家屋! 文化の違いでしょうか。新鮮すぎです。
全編が165分とドキュメンタリーにしては破格の長さですが、1編が20〜30分、全6編のオムニバス形式なのでそれほど気にならないでしょう。建築好きなら必見だと思います。ところで、どの建物にしても、やたらカメラの構図がしっかりしてるし、移動撮影もかなり多いなと思ったら、クレジットに「3D Project」って出てましたよ。3D撮影したのか! めちゃめちゃお金かかってるじゃないですか。これは全編3Dで見たかった。印象全然違ったかも。
コメントする