「希望は映像技術のみ」アップルシード アルファ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

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アップルシード アルファ

劇場公開日 2015年1月17日
全19件中、1件目を表示
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希望は映像技術のみ

士郎正宗のコミックを荒牧伸志が三度映像化。
一度目の2004年の『APPLESEED』は劇場で、二度目の2007年の続編『エクスマキナ』はレンタルで見ていたので、この作品は全くの一見さんではなく、少~し少~しだけは知ってるつもり。
今回の映像化は前2作とは関連なく、リブート的なEP0といった位置付けらしく、前2作はもはや記憶が不鮮明だったので、これはこれで見れそうと思ってたんだけど…

まずやはり特筆すべきは、映像。
前2作のセル画風のフル3Dライブアニメは斬新だったが、あれから数年、ジャパニメーションの映像技術は格段に進歩。
完全フルCGとなり、そのクオリティーの高さは実写と見紛うほど。
メカニックも緻密で、クライマックスの怪獣のような巨大メカとのバトルは、ハイクオリティーの映像とスケールと迫力で、実写にも劣らないものになっている。
映像に関しては文句ナシなんだけど、ストーリーがな…。

世界大戦で荒廃した近未来、ギャングの仕事を請け負いながらNYに辿り着いた女兵士デュナンとその恋人で全身サイボーグのブリアレオス。そこで、ある秘密を知る少女を巡る戦いに巻き込まれる…。

前述の通りリブート的EP0なのだけれど、すんなり話に入っていけるとは言い難い。
前置き的な説明も全く無いので、キャラ描写や世界観など、完全一見さんにはまるでちんぷんかんぷん。
その状態で話が進むので、彼らの行動の理由などもいまいちよく分からない。
突然世界観に放り込まれ話が進んでいくので、リブート的EP0でも、ある程度の事前知識が無いと置いてきぼり感を食らう事は必至。
概要は多少知ってても、本当によく知ってるファンじゃないと素直に楽しめない。

劇中で誰もが口にする“希望”。
映像面はジャパニメーションの更なる未来や可能性を期待出来るけど、その映像技術だけに固執し、作品そのものに希望を見出だせなかった。

近大
さん / 2018年7月1日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  興奮 難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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