「押井守監督の呪縛かな(´Д`)」ガルム・ウォーズ マツマルさんの映画レビュー(感想・評価)
押井守監督の呪縛かな(´Д`)
押井守監督の作品「アヴァロン」が好きで、過去に企画されていた作品が15年の時を経て、再始動と言う事で微かにも期待をしてました。
勿論、押井節炸裂の難解かつ独特な解釈を飲み込むだけの度量を持ち合わせるだけの気持ちで鑑賞しましたが…う~ん。
自分の度量を小ささか、それ以上の容量でキャパを超えてしまったが為に、あんまり響かず。
解りずらい固有名詞に独特の世界観でなかなか入ってこず、誰が誰でと言うのがなんとなく入ってきたのは、半分手前ぐらいから。
ストーリーも続編有りきで、約90分ちょいをビジュアルの表現で伸ばしまくった様にも感じられる。これだったら、もう少し編集して巨人との戦いも含めて、2時間30分ぐらいでまとめきれたんではなかろうか?
様々な押井作品の要素が入っているが、15年前のそのままの設定やストーリーは目新しさは無し。押井監督の呪縛的なこだわりで完成させた感じもします。
押井監督お馴染みのバセットハウンドを神的な扱いにするのも押井監督ならではな感じ。
アヴァロンの面白さの半分ぐらいは…と期待していた自分の負けです。
ガルム戦記に昔から期待をしていた人と押井守のこだわりを全てを受け入れられる人にはお勧めなな感じです。
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