「いつでも”好き”って言えたのに」あと1センチの恋　シムウナさんの映画レビュー（感想・評価）

友達以上、恋人未満・・・・幼馴染みの二人
そして、すれ違いの恋

このシチュエーションに共感できる人多いかも
すれ違いの恋なんて・・・特にね。

あの時、あの言葉を言っていたら・・・
あの時、行動していたら・・・

たられば・・・
言い出したらきりがないぐらい（笑）
昔、よくあったなぁ・・・そんなこと

最初の予想では、
純愛ものとばかり思ってました。
意外でした。

ゴムが中に入ったり、3秒で妊娠？など
他人事と言ったら駄目なのですが・・・
まさか、そんな事が・・・とのけ反ってしまう展開に
驚きました。

純愛映画を想像していたので面食らった（笑）

すれ違いという展開は恋愛映画を語る上で
重要なキーワードですね。

すれ違いを生み出し、共感させたりドキドキさせたり・・・

本気だったのに・・・相手の受け取り方がイマイチと思い
（実は、照れているだけで本気だった）
別の子と付き合ったり

身近な存在で分かりあっているはずなのに・・・
タイミングの問題で二人の運命はかみ合わない。

もどかしいのは、相手が上手くいっているので
自分も幸せをつかんだと思ったら・・・相手が別れていたり

この繰り返しだったような気がする。
運命のイタズラだね

心の奥底で何か物足りなさがありながらも
幸せになろうとする二人の心情は分かるけど・・・
ずいぶん時間が掛ってしまった。

20年以上も友達以上、恋人未満の関係って
現実にありえるのかな・・・いると思うけど

男女の友情って続くのかな・・・
結婚後も・・・

まぁ、出来過ぎというぐらいに最後は二人が
結ばれる話になっています。
映画のエンディングとしてはハッピーエンドにしないと
見ている人たちも喜ばないと思いますが、

もしかしたら、このまま最後まですれ違うのかな
心の奥底では愛しているけど、言いだせない・・・
互いの幸せを考えるがあまり・・・

そんな展開も期待させたのですが、
このようなオチだったら切なくて、新鮮味があったし
観賞後もカップルで語れるのではないでしょうか。
よし、このチャンスしっかりつかむぞ、
悩むよりまずは行動だ・・・みたいな

やっぱり、ハッピーエンドじゃないと駄目なのかな（笑）

だけど、良作のラブストーリーだと思います