「ささやかだけど素敵な魔法の時」シネマの天使 グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
ささやかだけど素敵な魔法の時
老舗映画館の閉館をめぐる、ちょっと不思議なお話。
優しく美しい映像。ささやかだけど素敵な魔法の時をもらえました。
私にとっての映画って、映画館って?つい想いを巡らせました。
あって当たり前のものに終わりがやってくる。
時間の重みだけでなく、藤原令子と本郷奏多がイキイキと演じる、若い世代のきらめきが良かったです。
初回の鑑賞ではなんかクラクラしちゃって、もう一度鑑賞してやっと落ち着いて楽しめました。なにしろ最寄りだった映画館の物語なので。
芝居小屋から始まったこともあってか、最後まで'劇場'の風格のある映画館でした。
スクリーンの中の大黒座は、なかなかのベッピンさんでした。
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