劇場公開日 2015年11月7日

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シネマの天使のレビュー・感想・評価

全15件を表示

3.021世紀ノスタルジア

2022年4月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

初鑑賞

監督と脚本は『彼女は夢で踊る』の時川英之

舞台は広島県福山市
122年続いた閉館間際の映画館大黒座

大黒座の従業員明日香に藤原玲子
映画監督志望で大黒座の常連客アキラに本郷奏多
大黒座館長に石田えり
大黒座映画技師に阿藤快
大黒座の怪人にミッキー・カーチス
仙人に横山雄二
仙人の助手に及川奈央

閉館寸前の映画館が舞台といえば『浜の朝日の嘘つきどもと』を連想するがあっちと違いコメディー要素はほぼない
映画館に対する愛情は伝わってくる
ただただ話が淡々と進む
知っている役者が少ないせいか全体的に地味
低予算丸出し
少々退屈で侘しい映画だ
監督はこういうタイプの映画を撮るのが好きなんだろう
実話に基づいているのでドキュメンタリーっぽい一面もある

エンドロールが泣ける
閉館した映画館の数々の写真

動画サイトなどの台頭で最近映画館が減っているようだが実際に最も減ったのはテレビが一般家庭に普及した頃じゃないか
たしかどんな田舎町にも小さな映画館があったのではなかろうか

映画は全て映画館を観るのが理想だがなかなかそうはいかない
動画サイトでいいじゃんと言ってのけるアホとは価値観が何一つ合わないので苦痛の極み
ジジイになったら1000円で観れるようになるのでできるだけ長生きして映画館にたくさん足を運びたい

あと映画で人生が変わる人は羨ましい
僕なんていくら観ても相変わらずだ

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野川新栄

2.5思い出の場所がなくなる雰囲気

2022年1月17日
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鑑賞方法:VOD

近隣住民に愛されてきた映画館が閉館を発表した。最後の日を前にそれぞれが想いを募らせ…。
実在の映画館の閉館に纏わる物語をモチーフとした作品。スピリチュアルな要素の存在意義に疑問があるが、映画館が消えていく寂しさが近隣住民でないのに伝わる作品ではありました。

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shotgun

2.0シネフク大黒座のレクイエム

2021年8月31日
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鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0映画が好きでよかったなぁ。

2017年7月4日
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映画が好きでよかったなぁって、見終わってからつくづく思いました。
映画を愛するすべての人へ、この映画を送りたいですね。

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ハワイアン映画道の弟子

3.5映画とは人生を写す鏡である。 閉館する映画館を描いた映画館好きの為の作品。

2016年8月27日
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鑑賞方法:映画館

シネコンが主流の今日、昔ながらの映画館が生き残るのはとても難しい。個人的には月2、3回は映画館に行っていますが、やっぱり殆どがシネコンです。だって便利なんだもん。地方に行くと街中はシャッター街になり、街中の映画館も時代の移り変わりと共に無くなっていく。仕方ないとは言えど、どこかしら寂しさも漂うものです。

そんな無くなっていく映画館のひとつ広島県福山市の大黒座を描いた作品。淡々と進んでいくドラマの中に映画館に対する愛が沢山含まれていました。きっと無くなった映画館ひとつひとつに色んなドラマがあったんだろうな~っと思いを馳せながら観賞しました。きっと昔から映画が好きな方には通じる想いがいっぱいあるのではないでしょうか?

もちろん家でDVDで観るのも大好きです。ただ映画館で観た方が確実に満足度は高いですよね、映画って。「映画は映画館で観るもの!」っという気持ちを持っている方には間違いなく良作です。

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アキ爺

3.5映画館という空間

2015年11月22日
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鑑賞方法:映画館

倉庫から、映画と映画館への愛情が伝わってきた。秘密の、美しく、静謐な空間。
家で映画を観るのと、映画館で観るのとは、かなり違うと思う。映画が素晴らしければ、どこで観ても感動するのだけど、映画館で観ると、まるで違う世界に行ったような気持ちになったりする。
そこに宿る想いを、大切にしたい。

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由由

3.0映画好きには共感必至。一時代を築いた映画館の悲哀。

2015年11月13日
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泣ける

悲しい

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:“映画館”の存在意義と、“映画”が観た人の人生までをも変えていく素晴らしさが、温かい人間ドラマと共に描かれていく。
否:展開そのものはかなり単調で、夢のシーン等、よく分からない描写もある。内容的にも、単館系映画館がなくなることへの批判ともとれなくもない。

 自宅や携帯電話で簡単に映画が観られる現代にあって、“映画館”というものが人々に与える影響とその存在意義が、なくなる映画館に関わる人々を通して、切なくも温かく描かれていきます。やはり実際に閉館する映画館で撮影されただけあって、その説得力は計り知れないものがあります。エンディングにも要注目です。
 そして、再び映画監督を目指すことになるアキラを始め、映画が観た人の人生までをも変えてしまう力を持っていることを、改めて感じさせてくれます。
 ただ、ストーリーとしてはやや単調というか、映画好きではないとなかなか共感しにくい内容であることもまた事実。夢のシーンなんかは、正直よく分からなかったりします(笑)。
 どちらかといえば、幼い頃に映画をよく観た方なんかが観ると、懐かしくて感動出来そうな作品です。

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映画コーディネーター・門倉カド

4.0映画は映画館で

2015年11月12日
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これは家でDVDとかで観たらおそらく残念に思ってたな…

映画館で、それもミニシアターで、しかも観客は私含めて3名という状況で。平日だからという事もあるけど。
私もこのシアターが閉館したら嫌だなと思っているので、嫌が応にも共感した。心震えるモノがあった。

元々レンタルショップで働いていたので、家でじっくり鑑賞するのも勿論良いと思ってるんですが、やっぱり映画は映画館で集中して観たいわ。

ストーリー的にはちょっと?だけど、まぁコンセプト的にこんなものかなと。
監督がこのシアター好きだったんだろうなーって凄く感じた。

エンディングで閉館した映画館が流れたシーン。私も知っているシアターもあってなんかジーンとしました。
映画館通うようになったのもここ数年のことなので、もっと早く気付けば良かったと後悔してます(笑

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やよ

3.5天使の正体が、、、(非常に長文です。)

2015年11月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

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いっちー

4.0懐古

2015年11月8日
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泣ける

笑える

私の若い頃は今のようなシネコンはなく、当時行ってた映画館は大半が閉館しました。
エンドロールで今は亡き映画館の数々の写真を見ると寂しくて涙が出ました。
私を含め「シネコンより昔ながらの映画館が好き」という層には響くと思います。

でも、次々に閉館してるのは古い映画館だけで、シネコンは元気ですよね。
休日などいつもすごい混雑で、私の若い頃よりずっと混んでいると思います。
シネコンより旧式の映画館が好きという人より、シネコンの方が良いという人の数の方がはるかに多いのが現実ではないでしょうか。
だから「人々は映画館で映画を見る価値を忘れてしまった」と言いたげな構成は、ちょっと違うかなという気がしました。(シネコンだって映画館なので)

笑える場面も多くて、思っていたよりははるかに面白かったです。

劇場内は初日にも関わらずガラガラでした。

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hket

4.0映画をみるのは映画館で!

2015年11月6日
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映画は映画館でみた方が、感動や感情が長持ちすると改めてこの映画で思った。

だけど、仙人のところはよくわかんなかったなぁ、、、

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ゆき

5.0映画は映画館で!!

2015年11月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

映画館が特別で不思議で神聖な場所だって思い出させてくれました、自宅で観るより比べ物にならないくらい映画館で映画を観ると集中できるし、その世界一色に浸れます。この映画も自宅で観たら違う感想かも・・・。
近くの人が泣いてる気配で感動を共有してるような不思議な感じになって最高の体験でした!!
これからは出来るだけ映画は映画館で見ます!!!!!!

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ヒデ

4.5ささやかだけど素敵な魔法の時

2015年11月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

老舗映画館の閉館をめぐる、ちょっと不思議なお話。
優しく美しい映像。ささやかだけど素敵な魔法の時をもらえました。
私にとっての映画って、映画館って?つい想いを巡らせました。

あって当たり前のものに終わりがやってくる。
時間の重みだけでなく、藤原令子と本郷奏多がイキイキと演じる、若い世代のきらめきが良かったです。

初回の鑑賞ではなんかクラクラしちゃって、もう一度鑑賞してやっと落ち着いて楽しめました。なにしろ最寄りだった映画館の物語なので。
芝居小屋から始まったこともあってか、最後まで'劇場'の風格のある映画館でした。
スクリーンの中の大黒座は、なかなかのベッピンさんでした。

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グッドラック

3.0主人公の若者二人の爽やかな演技がよい。

2015年11月1日
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鑑賞方法:映画館

単純

広島での先行上映を見た。
主人公の藤原令子、本郷秦多の二人の爽やかな雰囲気がよかった。特段込み入った内容でもなく、分かりやすい。
広島弁がはっきりと出てくるセリフや地元のタレントも出演し、福山市の映像やベラビスタ境ガ浜の素晴らしい風景もあり、ローカル色満載であった。

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M.Joe

5.0忘れてはいけない大切な映画館の話

2015年9月30日
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鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

幸せ

試写にて鑑賞でした。
後半は泣きッぱなしの感動作。
いい話。いい映画でした。
人の心に宿る大切な大切なモノを「決して忘れてはいけない」と改めて感じました。
誰でも必ず「映画館の思い出」があるはずですから、年配の方は特に心に刺さると思います。
ぜひ色々な人に観て欲しい映画です。
一般公開されたら、再度両親を連れて観に行きたいと思います。

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コヌキ