「ミザリー+α」ネスト 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
ミザリー+α
1950年代、アパートに妹と暮らす精神不安定で外出恐怖症の姉モンセ。そこに怪我して転がり込んできたアパートの上の男性住人カルロス。モンセはカルロスを家に招き看病をするのだが、、、。
ここまであらすじを読んだ方ならば「恋愛なの?」「ミステリーなの?」とどっちの方向性に行くのか興味を示してくれるかも知れない。
しかし、序盤は男性カルロスが転がり込むまでが少し分かりづらく、姉の異常さがかなり鼻につき、薬もヤバいやつでそのまんま、安いスプラッター映画を掴まされた気分になった。
後半までやってる事がミザリーであり、ミザリーと言う名作が無ければ、「もう少し話題になったかな?」「もう少し作品が早くこの世に生まれてさえいれば!」感はあり。
まぁ、最後にお約束の秘密公開があるのだが、なんとも勿体無いネタなのである。良い意味裏切られた。
もう少し家族の事について語って入ればと思うと残念。
最後のネタだけは良かったのでご興味ありましたらどうぞ。
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