「真実に真っ向勝負。無駄の一切ない本格サスペンス・アクション。」ポイントブランク 標的にされた男 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
真実に真っ向勝負。無駄の一切ない本格サスペンス・アクション。
【賛否両論チェック】
賛:最後まで息をつかせぬ展開の連続で、中だるみすることなく観られる。終わり方も日本人好みか。
否:傷口のシーンや惨殺シーンなど、グロシーンが結構あり。
「ぜい肉が一切ない」とは、こういうストーリーを言うのでしょうか。余計なシーンがなく、最初から最後まで緊張感のあるシーンの連続なので、中だるみすることなく観られます。最初は当然敵対していたヨフンとテジュンが、次第にお互いの状況に心を開き、最後には共闘していく様が見事です。途中で明かされる意外な真実や、その真実に真っ向から勝負を仕掛ける主人公達に、思わず感情移入してしまいます。
グロいシーンが結構多いのが難点ではありますが、サスペンス好き・アクション好きには満足出来る作品かと思います。
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