劇場公開日 2014年11月22日

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「何の欲も感情も微動だにせぬ」欲動 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5何の欲も感情も微動だにせぬ

2019年1月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

重い心臓病を患う夫とその妻が、夫の妹の出産に立ち会う為、バリ島へ。
バリ島の風景は気分に浸れるし、映像も美しい。
死を覚悟して訪れた異国の地で、癒されながら穏やかに最期の時を迎える…と思いきや、
死の影が迫る夫は時に妻に不満や怒りをぶつける。
妻は妻で現地のジゴロと関係を持つ。
濡れ場がやたらと濃厚で、繊細な人間ドラマかと思ったら、単なる官能映画。
話もよく分からないと言うか面白味が無いと言うか、何を描きたかったのか。
役者陣の複雑な内面演技と、バリ島の雰囲気にだけポイント。

近大