人生スイッチのレビュー・感想・評価
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狂気のウェディング
なかなかどうしてたのしめた
後味悪くて大好き!
3.4
ブラックコメディだが、8:2ぐらいの割合でブラックがでかい。笑えないくらい、ブラックすぎるところがある。
6つのストーリ全部しっかりしていて見ごたえがあった。だから全く飽きずに見られたし、とても興奮した。
「人生スイッチ」って題名からわかるように、人生においてあるきっかけになるスイッチのようなものを押してしまうと、取り返しつかなくなるよってことはようくわかった。
最初は小さいことでも、大変なことになってしまう。そのクレッシェンドの様子が非常にリアルで「やばくなってきたぞ。。。」と言ってしまうほど興奮した。
どの場面もよく仕上がっていたが、ぼくは最後の「Happy Wedding 」がとくに印象的。クレッシェンドの最初と最後の差が一番大きかった気がする。
ブラックユーモア
ブラックコメディ
ラテン味溢れる悪趣味が炸裂したトラジコメディ
飛行機に搭乗したファッションモデル、豪雨の中やってきた客に応対するウェイトレス、山中の道路を急ぐアウディに乗った男、娘の誕生日にケーキを買おうとしている爆破技師、早朝息子に叩き起こされる資産家夫婦、披露宴の真最中で幸せ絶頂の新郎新婦・・・それぞれの状況にいる人々が突如として降りかかる災厄にボコボコにされるトラジコメディのオムニバス6編。
アルゼンチン産ゆえラテン色バリバリ、バイオレンスも中学生レベルの下ネタも一切遠慮なし。救済もあったりなかったりで、引きつった笑いと大爆笑が入り混じる場内。個人的には3話目、ジョー・エスポジートの”Lady, Lady, Lady”が流れる中での殺し合いがシュールで爆笑しました。アウディのカーステで『フラッシュダンス』のサントラを流すセンスから同世代の仕業と思ったら監督ダミアン・シフロンは75年生まれとやや若くて意外。第1話の壮絶なラストに被さるオープニングタイトルから意外としんみりくるエンディングまで一気に見せる手腕はハリウッドも見逃さなかったらしく、次回作は『600万ドルの男』の映画版とこれまたアラフィフ好みの素材に抜擢。要注目。
アルゼンチン版『バカヤロー!』?
心臓に悪いけど、よく出来ている。人間は怖い。
5つの物語が、どれも人間の怖さを表している。アルゼンチンの社会も反映しているのかもしれない。
どれもストーリーの展開がとてもテンポよく、中途半端で終わらない。行くところまで行ってしまう恐ろしさ。シャレもユーモアも効いている。最期の物語はちょっと期待を裏切ったかもしれないけど、よく考えられた面白い映画でした。
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