人生スイッチのレビュー・感想・評価
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自分の人生に重ねて
「暴力と復讐」がテーマで、6本のショートムービーから構成されている映画。
登場人物に共感すると、自分が疲れ切ってしまう。心身が健康な時に、現実はこんなにならないよねって、笑ってみるのがおすすめです。
3.4
ブラックコメディだが、8:2ぐらいの割合でブラックがでかい。笑えないくらい、ブラックすぎるところがある。
6つのストーリ全部しっかりしていて見ごたえがあった。だから全く飽きずに見られたし、とても興奮した。
「人生スイッチ」って題名からわかるように、人生においてあるきっかけになるスイッチのようなものを押してしまうと、取り返しつかなくなるよってことはようくわかった。
最初は小さいことでも、大変なことになってしまう。そのクレッシェンドの様子が非常にリアルで「やばくなってきたぞ。。。」と言ってしまうほど興奮した。
どの場面もよく仕上がっていたが、ぼくは最後の「Happy Wedding 」がとくに印象的。クレッシェンドの最初と最後の差が一番大きかった気がする。
ブラックユーモア
個人的には好きな映画だった。
良かった所
短編集だから飽きが来ない。
世にも奇妙な物語を見ている気分。
人生って変な所でミスると大変なことになるよねっていう教訓的映画。
人間ってムキになると失敗してそれが面白い。
悪かった点
短編集だけどどこかで繋がってたらより面白かった。
アルゼンチンの映画ということもあって役者を知らない。
ブラックユーモアがきつくて人に勧めづらい。
映画館で見るには少々物足りないかも。
ブラックコメディ
日本人にはちょいとレベル高すぎのブラックコメディ。
ものすごくハマるか、不快でしかないかのどちらかだと思う。
6話の短編集なんだけど、わたしは3話ハマって3話不発。
完璧にはハマらないけどそれがいい。
軽い感じで観れる映画って久しぶりに観たけど、いいね!
ラテン味溢れる悪趣味が炸裂したトラジコメディ
飛行機に搭乗したファッションモデル、豪雨の中やってきた客に応対するウェイトレス、山中の道路を急ぐアウディに乗った男、娘の誕生日にケーキを買おうとしている爆破技師、早朝息子に叩き起こされる資産家夫婦、披露宴の真最中で幸せ絶頂の新郎新婦・・・それぞれの状況にいる人々が突如として降りかかる災厄にボコボコにされるトラジコメディのオムニバス6編。
アルゼンチン産ゆえラテン色バリバリ、バイオレンスも中学生レベルの下ネタも一切遠慮なし。救済もあったりなかったりで、引きつった笑いと大爆笑が入り混じる場内。個人的には3話目、ジョー・エスポジートの”Lady, Lady, Lady”が流れる中での殺し合いがシュールで爆笑しました。アウディのカーステで『フラッシュダンス』のサントラを流すセンスから同世代の仕業と思ったら監督ダミアン・シフロンは75年生まれとやや若くて意外。第1話の壮絶なラストに被さるオープニングタイトルから意外としんみりくるエンディングまで一気に見せる手腕はハリウッドも見逃さなかったらしく、次回作は『600万ドルの男』の映画版とこれまたアラフィフ好みの素材に抜擢。要注目。
アルゼンチン版『バカヤロー!』?
コレ本当に傑作。ブチ切れして破滅するまで突き進むバカ達を見るだけで気分スッキリ。
ありがちな事例から、制作された後に実際に起きてしまって世界中で大問題になった事例に、「コレ本当にあったのかー?」ってな事例まで。笑っちゃいけないけど笑ってしまう。
この作品、アルゼンチンで『アナ雪』の倍以上の興行収入で歴代1位になったとか。そんだけ儲けりゃ「ぜひ続編も!」っていう声がかなり出ているんだろうな。2作目も出たら、また観たい!
心臓に悪いけど、よく出来ている。人間は怖い。
5つの物語が、どれも人間の怖さを表している。アルゼンチンの社会も反映しているのかもしれない。
どれもストーリーの展開がとてもテンポよく、中途半端で終わらない。行くところまで行ってしまう恐ろしさ。シャレもユーモアも効いている。最期の物語はちょっと期待を裏切ったかもしれないけど、よく考えられた面白い映画でした。
最高のブッラクユーモア
今年最高の映画に出会えました.
オムニバス形式で異なる怒りの形を痛快に表現しています.
男同士の喧嘩,世間のバッシングに怯える夫妻,修羅場の新婚夫婦など異なる場面を短時間で切り替えることにより飽きずに楽しむことができます.
一番印象に残ったのは,『ヒーローになるために』です.
爆破解体工の父親が娘の誕生日に起きた些細な駐車違反から,人生が崩壊していくのがあらすじとなります.
まず,ビルの解体に成功するシーンから始まりますが,この爆破スキルを駐車違反の怒りに対してどう使用するのかドキドキしながら見ることができますし,題名の「ヒーロー」とは何なのかということを終始期待させられます.
社会人なら誰でも経験する社会の不条理を泥臭くありながらも吹き飛ばすことでヒーローとなった父親の姿にある種の爽快感を覚えます.
映画の出来はもちろんのことながら,邦訳も妙手であり,最高の短編になっていました.
他の話もブラックユーモアに溢れており,かつてスヌーピーを楽しんだ身としては,非常に面白い作品でした.
1回で6回美味しい映画といえます.
苦しみの先にある気持ち良さ
日常のちょっとした怒りから人生を左右する出来事が次々と起きていく話を6つ展開するオムニバス作品。
1つ目の話から「お、これはこういうことか!面白い!」と完全に観客の心をがっと掴んでくる。
どの話も主役の人がどんどん可哀想なことになっていく、観ているこっちもそれ以上はやめてあげてーーーってなるぐらい。
でもそこから一気に話が気持ちよく終わる。上手く作られていると思った。
他の人が言うようにブラックコメディなので楽しみながら観れるし、喜怒哀楽がたくさん詰まっている2時間でした。
ブラックコメディ短編集
ブラックなユーモアに富んだ6つの短編物語。普段生活してて、こんなことしたくても出来ないだろうという妄想を映像化したような作品。
最初の、飛行機に自分の憎む人全員を乗客にし、ジャックし、最後は両親のいるうちに突っ込む話「しかえし」と、ウエイトレスの仇が店に来店し、ウエイトレスではなく、厨房のおばちゃんが仇を晴らしてしまう「おもてなし」が好きだった。
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