「謎をかけるWCKD」メイズ・ランナー Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)
謎をかけるWCKD
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ボール監督は『猿の惑星キングダム』のパンフレットによると、公開日未定の『ゼルダの伝説』実写映画の監督が決まっている。Nintendo Switchの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』両方ハマってプレイしたので嬉しい。
今作も『猿の惑星キングダム』同様に『ゼルダの伝説』を感じるシーンがあった。
大自然と人口減少、人類を脅かす謎の種族の存在、巨大な建造物、特に今作は建造物のギミックと世界の謎が、好奇心旺盛で勇敢な主人公によって徐々に解き明かされてゆくストーリーに釘付けになる。
壁に囲まれた発展途上の文明、謎の生命体と未知なる外の世界、ランナーによる調査、死に急ぎ野郎が主人公というシチュエーションが、まるで『進撃の巨人』のようでワクワクする。
若い男性達に紅一点テレサが加わった後はトーマスがリーダー的存在になる。
アジア人のミンホの優秀さは頼もしい。
チャックの死はベタでフラグが立ってたので泣くほどの悲しさはない。
集団の多様性、ルールと秩序について考えさせられた。
人体実験、ウィルス、謎の特効薬、WCKDなど伏線があるが三部作で、どう回収するのか続きが楽しみ。
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