ミッション:インポッシブル ローグ・ネイションのレビュー・感想・評価
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王道’のスパイ映画
このシリーズを見れば分かると思うが、正しく王道のスパイ映画である。IMFが解体になったり、CIA総員でイーサンを探しているのに見つからないとか、IMF4人で世界中の諜報員のならず者集団を倒してしまうとか、細かいことは大丈夫。今回もトム演じるイーサン・ハントが精神的にも肉体的にもレーン率いるシンジケートに追い込まれるが、それを任務と個人の関係に葛藤を描きながらも敵を捜していく。OPのイーサンが捕まるシーンから、IMFがレーンの思惑に嵌っていく中、仲間を救い出すために相手の行動を信じるレーンを利用して仲間を救い出す。最後にレーンを捕まえるシーンをOPの逆にするのは良かった。ただ、今回の敵役と状況が大体シリーズとして出ている最強なので、これを越すような作品が生み出せるか難しいだろう。
イーサン・ハントは永遠に不死身
理屈抜きで観るもの
ようこそ、止まらないスピード感へ。
まず、今回の作品の脚本が非常に気に入りました。前作のようにバイオレンスに傾かず、かといってラブロマンス過ぎず、連続したアクションとスパイシーンのバランスがとれた良作となっています。
個人的には第二作の次に好きかなと。ベタなんだけれども、ドキドキさせらせる、画面から目が離せなくなる、そんな映画を作り続けられるのは本当に素晴らしいの一言です。
各シーンの切り方、BGMの入れ方のリズムが絶妙で飽きないです。特に序盤のカーチェイスのシーンは、普通なら見慣れているせいで間延びしてしてしまったりするのですがそのようなこともなく、画面全体に溢れるスピード感と随所に作り手のこだわりが感じられ、ついつい座り直してしまいました。
あとはやはり、ヒロイン役のレベッカ ファーガソンが素晴らしい。美しさもさることながら「強い」というよりは「滑らかな」アクションがよかったですね。
いつか、BMWではなくHONDAマークのバイクが走り回る本格日本アクション映画がみてみたい、と思ってしまった(笑)
おもしろかった。
シリーズ中1番好きかもしれない
最後まで中だるみなし!
ミッション:ワンチャン!
今年のアクション作品No1候補
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