ワンダフルワールドエンドのレビュー・感想・評価
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売れない女子高生モデルとファンの女子中生の交流。 おそらくファンは...
売れない女子高生モデルとファンの女子中生の交流。
おそらくファンはおっさんばかりだろうから、女の子のファンを大事にしたくなる気持ちは分かる。
終盤のハチャメチャな展開はともかく、途中までは良い雰囲気だった。
試み的な面白さ。
「面白いものを観た!」と素直に思えたのが勝因の一本。
今の時代の情報インフラは、女性の「お姫様願望」を満たすために作られたんだ!笑(←「シンデレラ」観たてですので、ご勘弁を…)
なんて色んな意味で、自分と全く対極にあるファンタジー世界を覗き見たような気分になった。
と、考えると其処にかしづく当代の野郎たちも。
形こそ違えど、同じファンタジーを見ているのか…
ま、そこいら辺は「カワイイ娘がワシの人生に関係ある訳が無い!」と此処まで生きてきたローンサバイバーの所見故、アテにはならないのだけれども笑
ともあれ、女子サイドの夢幻力を感じられる作品。
好きになる演技
しかし、橋本愛の演技が自然すぎて、演じている、しおりのことが好きになる。
演出・脚本は「そうなるよね」となる、決してありきたりではない話。観たら、頷くのだ。
あみのお母さんが鍋に顔を突っ込んだシーンは驚いた。アクションシーンだな、アレは。
橋本愛ちゃんは天才的な女優だ。アイドルなんて言わせない。稲葉くんもいい役者になる。
最初のイチャイチャのシーンがワクワク。
チャットのやりとりも面白いが、暗部も描かれている。
さよなら男ども
なんだかやっと観に行ったワンダフルワールドエンド。予告編はYouTubeで何十回も観てました。
なんだか思ってた内容と違う!!!←
けれど、すごく感動して鳥肌立ちました!
橋本愛の表情ひとつひとつが切なかった。
稲葉くんと元彼の顔が似てて
また、彼氏の家に女が居座るっていうストーリーも
同じだったため
なんだか個人的だけど苦しかった←
私の今年の標語です「さよなら男ども」
はしもとあい&あおなみじゅん
大森靖子の楽曲はほぼ知らないで観た。
2つの曲を元にPVと同時進行で作られたということを鑑賞後知った。世界観は大森靖子が作ったといってもいいのかもしれない。しかしそれを知らなくても問題はなかった。
自撮りやツイキャス、ラインなど最近のソーシャルな流れをふんだんに取り入れてる。この辺を全く知らないわかっていない層が見ても何のことやらさっぱり理解できないであろう。(個人配信のニコニコ動画などを見ていないと理解できないところはあると思う)
自分大好き、そして誰かに認めて貰いたい、という承認欲求が1つのテーマでもある。
その辺は今どきの娘でもある橋本愛が違和感なしに演じている。さすがという貫禄さえある。ネガティブさも隠さず、違う一面を見せる。
そして撮影当時小6だったという蒼波純のなんともいえない存在感。そっち方面の扉が開いてしまうんじゃないかと思ったほどだ。
そして映画は実に映画的な着地を見せる。
このラストは実に鮮やかであった。
なんとも人に説明しづらい魅力を持つ映画
であると感じました。
満たされない主人公が切ない
稲葉友くんと橋本愛ちゃんが好きなので観にいきました。二人とも素晴らしかった。冒頭の二人がイチャイチャする様はニヤニヤ必至で、今思えばあれだけで観る価値あったな。
入江悠監督の『日々ロック』が一人の人間の世界が変わる瞬間を捉えた作品だったのに対し、こっちはその終わり。再生なのか、或いは何も変わらないのか、別の世界に旅立つのか?ラストシーンは不思議な余韻が残ります。承認欲求を満たすためにインターネットを利用している人にはきっと刺さる話だと思うので、思い当たる人に是非観て頂きたい。彼女がいる男も同様。僕は稲葉くんを見ていて胸が痛くなりました…。
この作品や『ぼんとリンちゃん』もそうでしたが、オタクカルチャーやインターネットに居場所を求める人にスポットを当てた作品はもっと増えていって欲しいなあと切に思いました。
純、愛物語・・・
純ちゃんのデビュー作、アイドルを慕う一途な少女が
切なく可愛かった。顔にはあどけなさが残るけど正統
派の美人女優さんの片鱗が、感じられました。
愛ちゃんは、売れないアイドルをしながら妹をかばう
やさしいお姉さんぶりが良かった。
最後のお花畑をゴスロリの二人で走り抜けるシーンは
印象的、愛ちゃん!純ちゃん!・・・追いかけてこな
いで!とカメラに語りかけたのは本音?と思わせまし
た。
頑張れ純ちゃん!
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