劇場公開日 2015年1月24日

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「退屈すぎる展開と、切なすぎるラスト。」おみおくりの作法 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5退屈すぎる展開と、切なすぎるラスト。

2015年2月26日
PCから投稿

悲しい

怖い

難しい

【賛否両論チェック】
賛:“他人の死”を敬意を持って見送ろうとする主人公に、深く考えさせられる。何とも言えない切なすぎるラストにも要注目。
否:展開は極めて静かで単調なので、眠くなること請け合い。

 見ず知らずの他人の死と正面から向き合い、誰に何と言われても死者に敬意を忘れない主人公の不器用な姿に、思わず尊敬の念を感じます。そんな彼が淡々と死者の過去を辿るストーリーなので、かなり単調で眠くなりそうです。静かな映画が好きな方でないと、観るのはやや厳しいかも知れません。
 ただ、ラストは思いのほか意外な形で、とても切ないです。というよりむしろ、とても哀しいです。あまり言うとネタバレになりますので、詳しくは是非実際にご覧になってみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド