「ジョン.メイ」おみおくりの作法 猫柴さんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン.メイ
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真面目で律儀なジョン.メイ
孤独死した人の身寄りを探し、遺品から人生のカケラをみつけ葬儀では好きな音楽を流し、最期の言葉をできる限り豊かな人生を思わせて見送ることに心を尽くす人。
自分にも身寄りはなく、孤独死した人達に自分を重ねる部分もあったのかもしれない。
そんな彼だけど時折りみせるチャーミングな仕草!
そこにまた観客は引き込まれて彼を好きになってしまう、、、
そしてケリーと再会のシーンでは
仕事の時とは雰囲気の違う水色のサマーニットに緩やかな髪型をしていて、恋が始まる雰囲気に魅了され、、、
そこからの展開には心がついていかず、、
音楽も弔辞もない葬儀が悲しくてかなしくて。。。
ハッピーに終わらせないのがハリウッド映画ではないところなんだろうなぁ。
心に残る一本になりました。
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