劇場公開日 2000年12月23日

「今はやりの香港映画ではないが…。」流星(1999・香港) yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0今はやりの香港映画ではないが…。

2024年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年127本目(合計1,219本目/今月(2024年4月度)1本目)。
(前の作品 「リ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ」→この作品「流星(1999・香港)」→次の映画「猫と私と、もう1人のネコ」)

 4月1日に1日だけリバイバル上映なんて(映画館のエイプリルフールとしては)変だし何だかなと思っていってみたら、そういう事情だったのですね…。

 そうした事情で放映された映画なので、古い映画でもあるし、中には何を言いたいかよくわからない部分もあります。

 映画単体として見た場合、香港、台湾系に多い、アクション映画には分類できないし、かといって何かに分類しようとしてもひとつには定まらないと思います。換言すれば、2020年ごろの現在ごろまでとはまた考え方(監督さんなど)が違っていた中で作られた、初期ごろの作品であろう点もわかります。

 また特徴的な点として字幕がかなり少なく、日本でみる場合、漢字の推測がつく場合は字幕がつかない場所もあります。つまりつかない場所は「そのままの意味で読んでね」ということを意味するのであり、それを手抜きというかは微妙だとはしても、わかりにくいとまではいえないといったところです。

 どうも「残念な亡くなられ方」をされたとのことで私もそれは一日上映のときに知ったのですが(出てくることは少ないけど、どこかで別のベクトルで人生を歩んでいるのかな、とは思っていたくらい)、ええ?という感じでびっくりしました。

 「あの世」にはいかれていかれましたが、香港・台湾などの映画を見るたびに「そういう人が実際にいて、作品も残している有名な人だ」という点については、いつも思い出さないといけませんね。

 採点に関しては気になる点がないのでフルスコアにしています。

yukispica