「お涙頂戴の感動物語風な語り口は受け付けないけれど,それでもやはり考...」ユンボギの日記 しょうけらさんの映画レビュー(感想・評価)
お涙頂戴の感動物語風な語り口は受け付けないけれど,それでもやはり考...
お涙頂戴の感動物語風な語り口は受け付けないけれど,それでもやはり考えさせられるものがある.戦争で既存の制度や福祉が破綻した後に起こることは何かという事.混乱の中で福祉がひろいきれない悲劇たちと,そこから湧き出る有り余るエネルギーと大衆運動の関係性について.若者が政治に興味がないのは日本が平和だからというのは的を得ていて,生活保護制度や年金制度といった制度の解体もしくは破綻と共に平和でなくなっていくこともまた事実なのだろう.
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