ポルノグラフィックな関係のレビュー・感想・評価
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出会い系サイトの妄想。フリークな映画。
他人の結婚式、他人の運動会のビデオならまだ許せるが、他人の逢瀬は見たくないね。
さすがフランス系の映画。
爺さんの男目線な女性差別に繋がってしまうぞ。
先ずは避妊する所からストーリーを始めないと、昔あったフリーセックスの時代が再来するよ。フリーセックスで、女性はものすごい被害にあっている。その教訓が生かされていないね。
だから、また、
良い子は妄想を抱いてストーカーとかしない様に。
ストーカー規制法が登場するのはちょうどこのころ。現代の女性が抱える具体的実害を意図的にごまかしている。そう見える。リベンジポルノとかも。
そして
(東〇電〇〇L殺人事件)も1997年の出来事。行きずりの出会いが女性にとってはものすごいリスクのある事だと自覚すべし。そんな事は誰でも知ってるか!
最後にやった事。
ア〇〇〇ックス♥️
フランス映画だね♥️。
この映画封切ったのが、丁度1年後だったら、どんな現象を起こしていただろうね。
「僕の足が邪魔?」ふたりはバスタブでお湯に浸かり、ようやく自己紹介をはじめる。
ナタリー・バイを観たくてレンタル。
ナタリー・バイは、フランスの女優。
移民の女の子と格闘した、ディオールの縫い子を演じた「オートクチュール」と、
グザヴィエ・ドラン監督の「たかが世界の終わり」でのギャスパー・ウリエルの母親役。
そして「わたしはロランス」でも重要な役どころの母親を演じていた。あとトリフォーやゴダールにも。
僕は彼女が大好きですね。
キレのある表情と彼女の少し早口のはっきりした台詞が、これ以上ない素晴らしいマッチングですから。
しかし本作はタイトルが=「ポルノグラフィックな関係」・・これですからねぇ(笑)。邦題を変えてくれればもっと名画としてヒットしただろうに惜しい。
躊躇もあったのだけれど、Parfait パルフェ。完璧。やはりこれぞフランス俳優の真骨頂と言えるのではないか!
言葉を失うほどに美しい会話の遣り取りと、くるくる変わる大人たちの表情に、すっかり魅せられてしまう傑作だった。
(これを観れば、アヌーク・エーメの「男と女」さえも霞んでしまうかも知れない) 。
横長のスクリーンだ。映し出される二人の顔と顔。パリの雑踏。カフェ。赤いホテル。そして緑のストールと、赤いストール。
さり気ないけれど、体と心って不可分であり、徐々に接近する男女の心の機微からは目が離せなくなる。
映画の構造としては、カウンセラーの問いに対してのインタビューなのだろうか。 否、監督との素面-しらふの対話かも知れない。二人が述懐する互いの付き合いについての受け答えと、それぞれの所感がベースにあり、
その彼らの答えが⇒過去を振り返っての回想映像になる、この繰り返しの不思議な作りだ。
でもそのバランスが絶妙だから、ぎくしゃく感は皆無。心配ない。監督、大したものだ。
美しい二人の出会いに、観ているこちらは魂を掴まれるだけだ。
男と女は、すべての瞬間がドキュメンタリーです。
あなたのバレンタインデー or ホワイトデーにいかがでしょう。
2度観ると、さらにわかります、自然によく動くカメラが絶品ですから。
お薦めします。星5つ。
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