ビッグショットダディのレビュー・感想・評価
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ちょっと理解できない死に方
息子の死因を知られたくないから息子の遺書を代わりに書いて死に方を変えた結果、ランスの人生がどんどん転がっていく。
息子の日記は、(ランスが書いた物だが)人々から賞賛されてしま一人歩きしていく。
最初の一歩を間違えたために、最後は天国から地獄へ。
と同時に息子カイルの評価も天国から地獄へ。
この映画の5年後、ロビン・ウィリアムズ自身が自殺するわけだが、
ロビン自身、この映画だけで無く「今を生きる」や「パッチ・アダムス」など生死を見つめる映画に多く参加していたのに残念でしか無い。
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こんにちは、ロビン
ロビン・ウィリアムズの自殺と重ねて
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個人評価:3.9
ブラックコメディで、表面的なストーリーで追うと酷い脚本。また父子との関係や互いの心理描写など作り込みが浅い演出。映画としては見せ方の着眼点が甘いB級コメディだ。
しかし根底に流れるテーマはしっかりと芯があり、軽々しくB級と言えないモノがある。
それを表現するかのように、ラストに流れる
名曲アンダー・プレッシャー。
孤独で死ぬ事が不幸なんかじゃない。
「孤独を感じさせる人達の中で死ぬ事が本当の不幸なんだ」。最後のこの台詞が心にいつまでも引っかかる。
ロビン・ウィリアムスがその数年後に首吊り自殺をした事と、この台詞が重なり涙が込み上げる。
最後すべての服を脱ぎ捨て、裸のままプールに飛び込んだロビン・ウィリアム。プレッシャーの下に悩む事なく、死ぬ直前に本当の自分になれたのだろうか。
彼の死と重ねて見てしまう作品でした。
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