「無味無臭」ANNIE アニー ハチミツ舐太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
無味無臭
ウィル・グラック監督作品は、今回が初めての鑑賞。
この監督とは、相性が良くないのか、全体を通じて無味無臭で物語の起伏を感じられず、なんだかなぁという思いが・・。他方でこの監督は、ミュージカル映画を上手く撮れない監督なのかなぁと感じた。
と書いたが、自分はミュージカル映画について、MGMの黄金期のをチョコチョコ見ている程度で、ただ好きというレベル。またここ2〜3年で劇場公開されたのは大体観ている...。
私の映画の見方が悪いのだろうとは思うが。
それぞれの登場人物の、心情の変化が何をきっかけに起こっているのか良く分からなかった。
アニーの周辺の人らが、唐突に良い人になっていたり、アニーにとって良い展開になっていたりと・・・。ここら辺が雑だなぁと感じた。
特に物語の展開として?となったのは。
途中でアニーに文盲の件が唐突に発覚するが..。フリすらないので、アニーが「Opportunity」を歌い切った後に、突然逃げ出す辺りで、ポカーンとなる。どっかのシーンで文盲だと示すシーンがあったのを見逃していたのかもしれないが・・・。
後、「Tomorrow」はもっと魅せて欲しかったなぁと。ラストの行進シーンはもっとミュージカル感を出して欲しかった。ここが魅せ場なのになと。
Annieは1982版のが好きなので、こっちをもう一回見たい今日この頃。
milさん
ありがとうございます。
モヤモヤがこれで解消しました♪♪
ご指摘の通り、確かに、冒頭でカンペはないのかと聞かれて、頭に入っていると答えるるところや、役所の人に書類を読ませるシーンありました。これがフリだったのですね♪
役所に行く前に社会保障番号の下りで、さりげなく他の子に読んでもらっていたのも、今思い出しました。
でも両親からの手紙は読んでたような気がします。
ので、ここでミスリードされてしまったのかもです。
おそらくアニーが文盲だと伝えているのは冒頭のスピーチで先生にカンペはないのかと聞かれた時「内容は頭に入ってる」と答えたのと自分の情報が書いてある書類を役所の人に読ませたシーンだと思います
それでも親からの手紙を読んでいたり(記憶違いだったらすみません)したのであまりパッとしなかったです…