「ご都合主義的な。」ANNIE アニー だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
ご都合主義的な。
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ハッシュパピーの主演の女の子が、ティーンになってアニーを演じるということで見てきました。
さすが21世紀生まれ、あんよがながいね。ハッシュパピーの野性味は薄れて生意気で健気な女の子の魅力はいっぱいでした。
どんなに暗い夜でも明日が来たら太陽が輝くのは事実だけど、だからってだれにでも幸せが来るわけではないと、大人のわたしは知ってます。その上でまだ酸いも甘いもしらない少女が幸せを願う歌は美しく悲しい。その願いのほとんどは叶わないのだから。そして大人の子供に対する幻想を感じました。
夢は叶うかもしれないけど確率は低いでしょ。なのに前向きに頑張ったら叶うって言い切るのは嘘臭く、わたしには受け入れがたいメッセージでした。
ジェイミーフォックスの人を遠ざけてきた理由も腑に落ちず、他の人たちも浅ーい感じの人物像ばかり。まぁ歌がメインだからドラマには目を瞑れってことですかね。
その割に歌の割合低かったですけどね。
もともと子供向けのミュージカルなので、これくらいでいいのかもですね。
現実のヘビーさは知らなくてもいいのかも。
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