フィフティ・シェイズ・オブ・グレイのレビュー・感想・評価
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ナインハーフみたいな現実逃避する恋愛映画だ~
ダコタ・ジョンソンがかわゆすぎて、いいな~。自分がアナになりたいって感じで、この原作がバカ売れしたのも分かった気がします。ソフトSMな描写はエロいんですが、二人が若くて美しく、知的なので下品ではないです。でもこんな設定は現実にはないよな~…。現代の源氏物語かよって感じですけど、女の子に生まれたら憧れちゃうかな。
世界観を損なう編集
愛を知らない女と愛し方を知らない男
官能とは。
一般の女性がネットに投稿した小説が大ベストセラーになった、その小説の映画化。
ロンドン在住の女性ということだが、イギリスには官能小説という分野はどうなっているのだろうか。
日本には、官能小説というジャンルがれっきとしてあって、一般の人が官能小説を書いたところでそんなに評判にはなりにくい。
いっとき、ネット小説がもてはやされた時期もあったが、いまはどこへやら。
ただ本作は、SMチックなところを取り沙汰されて誤解を受けているところがある。
アナスタシア(ダコタ・ジョンソン)とクリスチャン(ジェイミー・ドーナン)の関係性がおもしろい。SMチックな部分は味付け程度である。
男は女を支配したい。
女は男に愛されたい。
その齟齬を描いたラブストーリーである。
そう、これはいつまでたっても平行線。
女は愛されたいばかりに、従属する道を選ぼうとするが、やはり受け入れられない、というところで映画はブチっと終わる。あたかも続編があるかのようだ。
小説には続編があるようなので、映画もシリーズ化するか。
サム・テイラー=ジョンソン監督は非常にソフトな描写を心がけていて、これなら観ている人に不快な気持ちを起こさせないであろう。「キリング・ミー・ソフトリー」(チェン・カイコー監督)とは違うところだ。
ハズレの話題作
男ですがわかります。
微妙
男にはわからない魅力…?
ざっくり言うと、子供の頃にトラウマを抱えた(?)成功者が、うぶな女子大生にアブノーマルな愛を求めるという話。
私が男だからかわかりませんが、面白味が感じられませんでした。(恋愛ものはけっこう好きなのですが…)
演者の体当たり演技はあるこその中身がペラペラ。ただお互いに求め会うだけという印象を受けました。
というか、タイトルにもある50の顔とは何ぞ!?人間、人には言えない顔があると言いたかったのでしょうか?
また官能映画として観ても、興ざめなブラックホールは百歩譲るとしてぐっとくるようなシーンはありませんでした。
観終わったあとに何も残らなかった映画は久しぶりです。予告の唇噛むシーンにひかれた自分が甘かった。
冗長
(私が想像する)雑誌「anan」のSEX特集的な雰囲気を醸し出す作品。
世界で売れた女性向け官能小説の映画化。
公開直後よりR15verのボカシが不評でしたが。
ボカシ無しのR18verが公開されたため足を運びました。
…アナのアナ、グレイのグレイな部分は見えるのか。
観た感想。
ボカシ云々関係無く、単純に退屈。
グッとくる場面も特に無く。
情愛に絡む生々しさ、浅ましさ、愛おしさが何一つ描かれていない。
主要人物への感情移入も出来ない。
肝心の絡みも既視感の強いヌルたい場面を重ねて見せられる。
上映時間126分が苦痛でした。
登場人物。
未通女のアナが社会的成功を収めた若い男に見初められ。
何だか分からない内に男を手玉に取り、支配下に。
序盤「支配欲が強い」と豪語するグレイを努力もせず謎の魅力で屈服させるアナ。
アナを手に入れるためにグレイは全てを注力する。
金を湯水のように使いアナの御機嫌取り。
そんなグレイを横目にフンと澄ましたアナ。
しまいには契約書の文言チェックプレイなんざしだす。
アナもグレイも馬鹿で身勝手で全く感情移入が出来ない。
話の展開。
誰もが違和感を覚える話の切り方。
切りの悪さは映画「ホビット 竜に奪われた王国」を彷彿。
ホビットシリーズは長ければ長い程に喜ぶファンがいますが。
本作は殺風景な室内を行ったり来たり。
グレイの部屋の螺旋階段とピアノを何度見せれば気が済むのかと問いたい程に場面が限られる。
無理矢理、3部作にするために無駄な場面を延々と見せられたのかと思うと思わず嘆息。
肝心の絡み場面。
ここが良ければ大逆転もあったのでしょうが凡打、凡打、凡打。
綺麗過ぎて空手の型、演武を観ているような気分。
ボカシ無しでも肝心の部分は映らず動きのダイナミックさも無い。
アナもグレイも乱れた姿を殆ど見せない。
極端に浄化された行為は事を形骸化させ酷く退屈な場面になっていました。
(私が想像する)雑誌「anan」のSEX特集的な雰囲気を醸し出す本作。
実際に読んだ事は無いので滅多な事は言えませんが。
おそらく本作と似たテイストだと“勝手に”思っています。
余談ですが。
SEX特集の表紙、日本人俳優/アイドルの相手が外人女性である事に読者は違和感を覚えないのでしょうか。
それとも外人女性だからこそフィクションとして楽しめるのでしょうか。
遠い遠い外国の絵に描いた“不味い”餅、出来の悪い絵空事として楽しめる方であれば。
オススメです。
つらい。
ただただひどい。
エヴォリューション映画としての体もなしていない。
みんなダコタ・ジョンソンがかわいいというのを書いていたりしてるけどホントそれだけの映画。
一幕目から冗長でだるく、その目を背けさせる。
冒頭のput spell on youはかっこよかったがそれと映像が合っている気がしない。
映像にまったく魅力を感じない。
女性の監督ということらしいが、どうなっているのだろう?
まあ、まったくというのは嘘だ。
とりあえず、途中の夜景が見えるシーンはよかった。
それくらい。
中身がないので後ろの景色に目が奪われた。
ただそれだけ。
もっとすごい映像は沢山ある。
あの夜景なら、深夜食堂のOPだけで十分。
内装も単調。
面白みがない。
ドキッとするシーンがほとんどない。
疲れていたせいもあるのかもしれないが、本当にどうしようもない映画だった。
しかしダコタはよかった。それだけ。
アナスタシアがいい
主演の女の子を演じたダコタ・ジョンソンがいいです
彼女の怒ったり笑ったり悲しい顔をしているのを2時間見ているだけでチケット代の価値はある
目力(めぢから)はすごいですね
あれだけのアップでスクリーンを維持できるのは脅威です.
特に,グレイが倒錯した趣味のために,アナスタシアに
髪を三つ編みにしてあおむけに寝かせるシーンがありますが,
おでこが出たときの表情のかわいさにはまいりました
他のレビューで触れられている
映倫がR15のためにいれているぼかしは,あまり気にならなかった.
あの程度ならば,隠した方がむしろエロく感じると思います.
今回の映画は原作3部作の第一部部分を映画化.
原作は日本語訳版を3部とも読みましたが
官能小説とは言っても,基本は男女の価値観に基づくすれ違いや
喜びを語っているもので,基本は恋愛小説.
ジャンルから言うと,ロマンチックコメディーの分野に入ると思う
個人的には,この原作に近いものとして作中でも触れられている
ジェーンオースティンの「プライドと偏見(Pride and prejudice)」があると思う
こちらは,キスシーンですら一度も出てこないがなぜかすごくエロく感じる
もしもフィフティーシェイズをジョーライトに撮らせてたらもっとすごい作品になってたかもしれません
原作では,アナスタシアの独白(ひとりごと)で話が語られていき,アナスタシアの勘違いや,グレイの金持ち描写,ストーカ気質,俺様俺様感がコメディーのようで笑えるつくりになっているが,映画版は,全体としてシリアス路線.映像描写のみなので映画だけだと流れがつかみにくいと思う.ちょっと残念.
映画化された第一部は導入部で,主人公たちはいったん区切りをつけますが,第二部,第三部で盛り上がるので続編を作ってほしいです.
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