「カラーだからよりグロい」野火 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
カラーだからよりグロい
1959年公開の市川崑監督の映画を塚本晋也監督、脚本、製作、主演により再び映画化した。
日本軍の敗北が濃厚となった第2次世界大戦末期のフィリピン戦線で、肺病を患った田村一等兵は部隊を追放され、野戦病院へと送られた。しかし、野戦病院では食糧不足を理由に歩ける田村の入院を拒絶され、再び戻った部隊からも穴も掘れない隊員は要らないと再度拒否されてしまった。空腹と孤独と戦いながら、レイテ島をさまよい続ける田村は、かつての仲間たちと再会した。しかし、食料難から○肉を・・・という話。
先日、野火(1959)を観てサルの肉に衝撃を受けたが、本作はモノクロからカラーとなりよりグロくなってたのと、白旗持って降参した日本兵が現地の人に撃たれたシーンの伏線が有ったのが良かった。
塚本監督の演技も良かったし、リリー・フランキーや中村達也も良かった。
長さ的にもこのくらいで良い気がした。
やはり、反戦作品だなぁ、と思う。
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りかさんのコメント
2025年8月27日
共感ありがとうございます😊
二つ比べてズシーンと来るのはどちらですか?グロさでは本作なんですね。兵士に徴用された方々が無念過ぎます。
ラストはどういう意味でしょう。