劇場公開日 2015年7月25日

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「凄まじいまでのリアル」野火 oraoraさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0凄まじいまでのリアル

2015年8月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

そこに転がっている死体がリアル極まりなくて、
それが一つまた一つと映される度に作品への没入度が増していく。
そこに広がる戦争という現実。

とても考えさせられた。
あの時、高潔なんてありやしなかった、保てやしなかった。選ぶなんて出来やしなかった。

見続けていると、また一つまた一つと積み重なっていく。逃げ場なんてありはしない。
凄まじいまでのリアル。

塚本晋也、やはり凄い監督だ。
人物描写、心理描写、背景描写、
どれも妥協なんてされてない。
トコトン勝負されている。

観れて良かった。
改めてあの戦争はなんだったのか、
よく考えよう。

oraora