「白黒からカラーへ」ギヴァー 記憶を注ぐ者 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
白黒からカラーへ
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白黒映像から始まる。ジョナス(スウェイツ)がギヴァー(ブリッジス)から記憶を伝授されていくうちに、すべてのものに色がついてゆく。白黒からカラーへ変わる様子は『カラー・オブ・ハート』に似ているかもしれない。
未来の理想郷がどうもうそくさいというか、観ていても想像できない。管理されているとはいえ、愛や憎しみといった感情を誰も持たないコミュニティなのだ。そこまでの設定はやりすぎだろう。動物でさえ持ってるのに(笑)
自分と同じくレシーヴァーの後継者になるかもしれない赤ん坊ゲイブを連れて、ジョナスは記憶の境界線へを探す。もはやコミュニティの異端者となった彼は自分が正しいと信じて逃亡を図るのだ。赤ん坊を連れ出す際には幼なじみのフィオナに規則違反をさせたせいで、彼女は解放(処刑)されそうになる。しかし、彼が向かった境界線を越えると人々に記憶が戻り・・・といったストーリー。音楽のない世界はやっぱりきついなぁ・・・
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