劇場公開日 2015年9月12日

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「昔ゲーム少年だった子供の頃を思い出した」ピクセル スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0昔ゲーム少年だった子供の頃を思い出した

2015年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

クリス・コロンバス監督作としてはやや物足りなさも感じましたが、それでもこの設定ありきで十分楽しめました。
何せ子供の頃に熱狂したドット画のゲームキャラ達がこれでもかと登場するのですから、興奮しない訳が無いでしょう!
まあ30代以上じゃないとこの興奮の度合いはなかなか伝わらないと思いますが、現代ゲームのリアル描写とは真逆なドット画キャラ達が実写映画に登場する、しかも3D映像で・・・これだけでも私的には見るに値する映画でしたね。

ただ微妙に分からないキャラも多数いたのは、自分が劇中の世代とは微妙にズレていたからなのか?それともアメリカ映画だからなのか?まあでもパックマン、ギャラガ、ドンキーコングは子供の頃に結構遊んだゲームでしたので、これは興奮しました。
マリオやディグダグなんかもゲスト的にちょっとだけ出てましたよね。

そんなドット画ゲームキャラ達が地球侵略を目論むストーリー自体は、さすがアダム・サンドラー主演だけあって相当ゆるゆるなコメディ仕立てでしたので、かなり好みが分かれそうですが、そもそも敵がドット画ですから、こんなユルユルな感じでむしろ合っていたんじゃないかなと・・・。
さすがに大統領はいくらなんでもな感じでしたが、時代遅れのおじさんゲーマー達が地球最後の切り札と言うシチュエーションは、とにかく最高でしたね。

しかしパックマンは悪役だと意外に怖そうなものですねぇ。
そのパックマン絡みの日本リスペクトは嬉しい限り。
昔を思い出しつつ、楽しい一時を過ごさせてもらいました。
欲を言えば、もう一捻りあっても良かったかな。

スペランカー