「「いま、絶望が始まる」 … 誰の?」ドラゴンボールZ 復活の「F」 なりさんの映画レビュー(感想・評価)
「いま、絶望が始まる」 … 誰の?
今作は、フリーザが復活し、訓練して更に強くなったということで、悟空たちとどんなバトルをするのだろうとワクワクしながら公開するのをまだかまだかと待ち続けていました。
そして私は映画を観て。
…なんじゃこりゃ
こんなのを観たかったんじゃない!なんでそうなった!あんたもっと強いだろ!あんたは強すぎ!おまえ出番なさすぎ!この戦闘余裕ありすぎ!悟空の防御力どうした?!え、破壊神?
などなど突っ込みどころ盛り沢山でした。
序盤のフリーザが完全復活を成し遂げるところまではすっごいワクワク感でしてた。
…でも中盤の悟飯たちVSフリーザ軍に入ってからバトルシーンばかりで逆に飽きがきてしまいました。確かに亀仙人のMAXパワーやピッコロのプレゼントなど、かっこいいシーンは沢山あったと思います。にしても雑魚軍団との戦いに時間を割り当てすぎだなと感じました。
そして悟空対フリーザ戦、始めっからどちらも互角。青髪、ゴールドになっても大して差はなく…フリーザならではのあの絶望感を全く感じることができませんでした。
そして戦いの合間合間にビルスたちがデザート食ってたり、フリーザに様付けさせたり、出てくるたびに戦いに緊張感がなくなっていきました… 。
やっと悟空を倒せたぞ!と思ってたのもつかの間ベジータまで青髪、フリーザの絶望感、すごかったでしょうね。
ってフリーザがそんな絶望してどうすんのよ?!
観てるこっちは軽い気持ちでずっと戦いを観てられたよ! この戦い…余裕すぎる‼︎って思ったよ!
映画を観終わった後 この映画を面白いと思えなかった私は、とてつもない絶望感で泣きそうになりました。
続編もやはりあるのでしょうが、
もっとシリアスで、ギリギリでぶっちぎりのバトル展開を期待します…。