くちびるに歌をのレビュー・感想・評価
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高校生でなくて中学生
あまり深く考えずに何となく観たいな、と映画館へ。
大人の事情、子どもの事情、いろいろ混ざり合って、物語が進行する。いろんな伏線が折り重なって、最後は涙が止まらない。
ガッキーが出ているから観に行く!とか甘い気持ちで観に行くとケガするかな(^◇^;)
自分の15歳を思い出す
久々に清々しく泣けた映画。
悲しみじゃなくて、純に感動の涙。
大人でも子供でもなくて、それぞれの家庭事情も色々でぐちゃぐちゃな時期なのに何故か、我武者羅に全力で…未来を見てる。
夢があってもなくても、未来への期待や不安で想像が豊かな時期。
そんな事を思い出して、心が洗われました。
それに綺麗な映像。
日本にあんな清々しい場所があるなんて…あそこでお昼寝したら気持ちよさそう(笑
なめてました
評価が高いのでどんなもんかとあまり期待せずに観に行きました。
が、途中から涙が止まりませんでした。
純粋すぎるくらいな中学生が眩しかったです。
サトルくんとナヅナちゃんには泣かされます。
ぜひ多くの方に観てもらいたい作品です。
15歳の目で見た風景
合唱部のある風景を
過不足なく上手く描いていた。
合唱部だった人、
クラス対抗で合唱を歌った人、
全く合唱には触れてこなかった人、
誰が観ても、懐かしい気持ちになるだろう。
様々な事情の大人たちが出てくるが、
その描き方は15歳の目線で見た風景で描く、
それに徹することで、
合唱部員たちのひと夏の出来事が
際立っていると感じた。
原作とはまた違っていた部分もあったけど
それもまた良し。
でも、大事な部分はしっかり描かれていました。
自分は合唱に関わっていますが、
始めた頃(30年前)、こんなだったなぁと
懐かしい気持ちになりました。
良い青春映画
前半は少し退屈さを感じたが、物語が進むにつれてどんどん引き込まれていき、最後の合唱シーンは鳥肌が立つほど素晴らしかった。というか、改めて「手紙」って良い曲だと思った。
キャストは特に、中学生役の子達が素晴らしくかなりリアルだった。
オススメです。
評価は自分でくだしましょう。
え~、え~っ、なんと申しましょうか、え~っ、そのぉ~、見事にひっかかりました。「どハズレ」映画でした。はっきり言って時間と金の無駄でした。僕は映画を観に行く前に、予告編やYahoo映画レビュー、映画.com等での評価を確認してから観に行くようにしています。
本作の「映画.com」での評価は5点満点中の4点、Yahoo映画レビューに至っては、レビュー数300以上、そのほとんどにおいて満点評価。総合得点は5点満点中、「4,45点」という「大絶賛」に近い評価でした。
予告編はまあ、そこそこだし、見に行ってみるか、という感じで観に行きました。
上映が始まると、僕のお尻はムズムズいたしました。
「はよ、帰った方がエエんとちゃうか?」
「自分の気持ちに素直になれや……」
「やっぱり途中下車が正解やで」
「こんなもん、映画とちゃうやろ」
上映時間132分のあいだ、いつ劇場を飛び出そうか?
そればかり考えておりました。
本作は長崎の五島列島の小さな高校の合唱部のお話。
合唱部の顧問の女性教師が出産のため産休に入ります。新たに赴任してきた音楽教師、柏木ユリ(新垣結衣)が新たに合唱部顧問となり、全国合唱コンクールを目指すというストーリー。
まずは疑問。
本作で描かれる高校生たちは絵に描いたような「良い子」ばかりです。
なんで、こんなにいい子ばかりなんだろう? 気持ち悪くて「ヘド」が出るぐらいです。
いくら田舎の高校とはいえ、もうちょっとひねくれ者がいたっていい。
そもそもなんで「合唱部」はコンクールに出ようとするのか?
出る必要があるのか?
その動機が全く映画では描かれません。
だから練習を頑張る姿に、なんの感動も覚えない。
合唱に限らず、全国レベルのコンクールに出ようなんて、それこそ、青春のすべてを賭けるという、並外れた精神力と熱意と努力が必要です。
その困難さにあえて立ち向かう、という無謀にさえ思える挑戦。その無謀さの中にこそ、「青春ドラマ」がうまれる土壌があるのですね。
であるからして、まずは高校生の全国レベルが、一体、どれだけのクオリティーの高さなのか? そのハードルの高さを映画冒頭で提示しなくてはならない。
合唱部が乗り越えるべき障壁を設定してあげなくてはならない。
そのあまりのハードルの高さに躊躇したり、ビビったり、逃げたしたり、でもやっぱり音楽をやり続けたい、と思うかもしれない。そういう「悩む姿」に観るものは共感を覚えるわけですね。
もともと音楽映画はハードル高いです。本作にはそういう意識、緊張感がまるでありません。
高校生と音楽を描いた作品では、矢口史靖監督の「スウィングガールズ」という格好のお手本があります。
全くやる気のない、ダメダメの落ちこぼれの高校生たちが、音楽をする楽しさにのめり込んで行き、女子高生のジャズバンドを結成してしまう、というお話。物語は終始コミカルに描かれます。どれほど、やる気がない連中か、どれほどダメな女子高生たちか? 映画前半ではそれらが全く違和感なく描かれて行きます。最初は補修の授業がサボれるから、という理由で始めた吹奏楽部の助っ人。楽器なんて触ったことはもちろんない連中です。それでも練習するうち、ちょっとだけ吹けるようになってきた。間近に迫った野球部の試合応援で、デビュー演奏するぞぉー、と盛り上がっていたら、突然、顧問のグータラ、天然女性教師から
「アンタら、今まで、おつかれさん。あとは部員達に任せて」
と告げられます。
集団食中毒から回復した吹奏楽部員たちが戻ってきたのです。
せっかく弾けるようになった楽器は、アッサリ取り上げられてしまいます。
主人公たち(ちなみに本作で大ブレイクした上野樹里、貫地谷しほり)は悔しくって大泣きします。
「畜生、せっかくここまで練習したのに!」
分かりますか、皆さん?
彼女らが「なぜバンドを結成しようとしたのか?」その「強烈な」動機がここで提示されるわけです。
彼女たちはやがて、仲間たちでビッグバンドを結成し、音楽にのめりこみます。
そして映画のクライマックス。矢口監督はここで彼女たちに演奏の場を与えています。しかしそれは「コンクール」ではなく「誰でも参加できる」音楽祭という場でした。
ここに矢口監督の重要なメッセージがあるのです。「スウィングガールズ」という映画は、音楽の「競技、競争、コンペティション」を目指すお話ではないのです。
「音楽の楽しさを知る」映画なのです。だから彼女たちがラスト3曲を演奏する場は「音楽祭」なのです。そこに点数はつきません。
ぼくはこの「スウィングガールズ」を劇場で14回も鑑賞しました。
ラスト3曲を劇場で最初に聴いた時、全身に鳥肌が立ちました。
「すごい!!」
ちなみに、本作「くちびるに歌を」では、何度も居眠りをし、あくびをし、「ああ~」と深いため息をついて映画館を後にしました。
やはり、映画は自分の目で見て確かめた方が良さそうです。
ただ、ロケ地の風景の美しさだけが本作の救いでした。
心に沁みわたります。
新垣結衣と五島列島の美しさだけでも見る価値有りだと思います。自分が15の頃、あんなに複雑な環境ではなく、なにも考えずただ毎日プールで一生懸命練習してたことを思い出した。
アンジェラアキの手紙の歌詞。改めて噛みしめると良い歌詞だ!歌には、心動かす力が宿ってるんだ。久しぶりにピュアな気持ちになり、気づいたら涙溢れてました。よい映画に出会えました。ありがとうございました。
15歳 私は映画にハマった
映画の日で安価。舞台が昨年旅行した五島列島。主演がタイプの新垣結衣。といういささか不純な動機で今作を観に行ったわけですが、いい年して涙ぐんでしまうほど、ピュアな作品でした。
人は悩んで成長し、周りの人に支えられ、年齢に関係なく教え、教えられている。と改めて思いました。
拝啓 十五の君へ 今熱中していることに邁進してください。好きこそものの上手なれ。それがいろんな出会いを産み、未来の仕事にも役立つ。人の可能性とは、想像するだけで、0じゃなくなるから❗️
さわやかな風が吹く
ラストで歌うとか演奏するとか踊るとか、私は、とにかく無条件に好きなんです。好きなパターンにばっちり。
若い子たちの純粋さ、ひた向きさ、泣きました。
試写会で観た方の話では、観終わった時、拍手が湧いたとか。試写会でも拍手が出ることは少ないですからね。
中学時代を思い出しました
合唱部ではありませんでしたが、中学時代の校内合唱コンクールを思い出しました。
当時のことを重ねながら見ることができたのでうるっときてしまいました。またみんなで合唱したいなと思わせるような映画だと思います!
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