「船の出発はドのシャープ2回」くちびるに歌を Mandelaさんの映画レビュー(感想・評価)
船の出発はドのシャープ2回
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まず、五島列島の景色の美しさや、中学生時代を思い出させてくれるのが良い。
そして、恋人が死んだのは自分のせいだとしてピアノが弾けなくなった柏木ユリ、自分が生まれなければ母は幸せだったと責任を感じる仲村ナズナ、自閉症の兄の世話をするために生を受けたと割り切る桑原サトルなど、それぞれに抱える問題に涙してしまう。
ただ、出産時に歌声を電話で届けたり、ロビーでアカペラの大合唱になったりというのは、少し現実味のなさを感じる。
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