「素直に感動出来た。」くちびるに歌を 有無さんの映画レビュー(感想・評価)
素直に感動出来た。
クリックして本文を読む
自分が居なければとか、相手が居なければとか悩みを抱える子供の生徒。大人の先生さえも自分は誰も幸せに出来ないと悩んでいる。合唱を通じて、一人じゃない皆が居る、貴方が居て良かったということを感じて、前に進む話。
自閉症の兄の汽笛の音や言動が伏線になっていて良かった。一番最低な人間であるナズナの父さえも、両親からは幸せを願われているのだなと感じさせるシーンも印象的。
感動ものに有りがちな過剰さは、最後のホールでの合唱くらいで、それも合唱コンクールの会場という場なら許容範囲かなと思った。珍しく素直に感動出来た。
コメントする