グラスホッパーのレビュー・感想・評価
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ラスト10分で全てが分かる。変化球のバイオレンス・アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:それぞれに弱さを抱えながら、裏の世界でもがく3人の姿が、哀愁たっぷりに描かれる。ラストまでの伏線もステキ。
否:ストーリー自体は思いのほか単調で、伝えたいことはよく分からない。グロシーンもかなり多め。
この作品の魅力は、何といってもその終わり方。それまでの何気ない描写が色々と伏線になっていて、全てが繋がる感じが秀逸です。
鈴木・鯨・蝉という3人が、それぞれに心に闇を抱え、悩み苦しみながらも、裏社会で生き抜いていこうと奔走する姿が印象に残ります。
ただ、内容そのものは割と単調で、見方によってはただグロい暗殺シーンが続いていく作品とも言えなくもなさそうです。バッタのアップのシーンもあるので、人によってはかなり嫌悪感を抱くかも知れません。
グロいのが大丈夫な方は、興味本位でご覧になってみるといいかと思います。
原作未読ですが
映像も展開も良かったけれど
前半、大体60分くらいまで、退屈と苦痛を感じる。シンプルなバイオレンスものは好みでないので、何となくそれっぽいもの?と思いながら見ていたから。結果、違っていたわけで、結構泣けた。
バッタとか、雲とか、イメージカットが非常にキレイ。もっと入れても、あるいはもっと長くてもいいのにと思う。
アクションシーンは何となくリアルな感じがしなくて、苦笑させられるところもー。うまく映像化できないんだったら、もっと削ってほしかったです。
出演の方々は実績十分な人ばかりで、人間ドラマは素晴らしい。
生田斗真のナチュラル感と菜々緒の軽い悪女っぷりは、もはや何者にも代えられない。
それにしてもあの殺し屋たちは何なだろう?確かに、意味はある。でもいらないものとしか思えなくて、なんかイライラさせられるし、あーもったいねぇ、と思ってしまう。
鈴木、鯨、蝉が適役 山田涼介の演技、アクション素晴らしかった 生田...
落としどころ
MOZU同様、悪が光る作風
これ公開は、ハロウィンの前の方が良かったんちゃう!?
冒頭15分で、どんだけ面白くなるねん!!って期待しましたが、リアリティな演出と漫画チックな演出が、イマイチ嚙み合わず・・・
なんか思ってたイメージと違った感じに進み、各々の目的と敵が交差して殺し合い、主人公のイメージも薄いまま・・・
最後のあれから1年のネタばらしでの観覧車のあのシーン・・・冒頭の南瓜少年が何故!?鈴木の彼女と絡んだのかがスッキリせん^^;
生田くんは、ここ数作品停滞ぎみやね。
ただMOZUでの松阪くん同様に山田くんが、キレキレの演技でダークサイドを楽しんで主役を食ちゃってたし、残忍にやりたい事やりながら心の闇と弱さをチラ見させて、最後は壮絶に散る!!悪の美学に焦点をおく演出が増えた気がする~☆3.5
しかし、菜々緒ちゃんも完全に悪女女優まっしぐらですね^^;
原作をうまくまとめていると思う
伊坂作品の映画ものでは、個人的にゴールデンスランバーに次ぐ満足度。
アヒルと鴨、重力ピエロももちろん好きなんだけど。
なぜに伊坂作品映画版はこれほどキャスト揃えが的確なのか。常連の濱田岳くんは出ていなかったけど、生田斗真、山田涼介、浅野忠信が適役!役者選びが絶妙なのか、役者が上手いのか。
正直な話、原作は登場人物が乱立しすぎてついていけなかったのだけど、映画は見事にまとめられていた。
流血シーンとかグロいところも多いけど、それが平気な人には文句なしでオススメです!とにかく浅野忠信の鯨がかっこいい。
マイナスポイントはやや間延び感のある演出と虫の羽音、耳鳴りの音がキツかった点。もう少しほどほどにできなかったかな?
個人的には好きな作品です。
残念!(>_<)
うーん
原作未読なら普通に楽しめると思う。
しかし、原作既読の身からすると「どうしてそうした?」と首を捻る部分が多くてどうにも消化不良。
全体的に掛け合いが目に見えて減ってるのが残念。あのやりとりが魅力だと思うんだけど…「うるせぇヤツだな」「蝉だからな」みたいな。
特に鈴木と槿の絡みが薄すぎやしませんかね。
後半~ラストに至っては原作とは別物ですね。
2時間という尺で表現するのは無理があったんじゃないかなぁ、と。色々と足りなすぎて残念感。
あ、キャストはハマってて良かったかと。
よし!……うーん?
始まり方が引かれるところで原作とは違っていたんだけど良いアレンジになっていた。その後一時間は原作の雰囲気そのままに面白かった。が、その後はちょっと変えすぎかなー。槿と鈴木の絡みが少なすぎ。で、無駄なアクション多すぎ。最後の結末は原作の秀逸なものを使うと思いきや、その前に鯨、蝉、比与子、寺原まとめて死亡!の謎展開。結局一年後のシーンを無理矢理押し込んだ感じに。この結末はちゃんと忠実にやってほしかっただけにちょっとショック。『イキガミ』『脳男』の瀧本監督だったのに……という感じでした(それとももしかして脚本の青島さんがダメだったのかな)。良いところをあげるとスズメバチ役(原作では二人)の佐津川愛美と波瑠の演技力。ずば抜けていた。あと、最初のスクランブル交差点のシーンのスクリーンに写っていた『マリアビートル』の文字。これは続編の伏線なのかな?(笑)と思いつつ、続編に期待します!あ、でも続編は中村義洋監督でお願いしたい
怖かった……! ドキドキしました、けど思ったよりずっと怖くて血が苦...
怖かった……!
ドキドキしました、けど思ったよりずっと怖くて血が苦手な人は無理だと思います!
山田君がかっこよかったです~
けど、映画から学べることは少なかったし、観てもあんまり記憶に残らない気がしました。
駄目だった 普通に面白くない
あくまで個人的な感想を書く。
予告編が面白そうすぎて期待してしまった。後悔している。
間延び感は監督の罪。とてもいい役者ばかりなのに彼らは犠牲となった。
台詞のクサさは原作通りなのかな?いちいちうっとおしい。笑ってしまう。
画面手前のガス配管が、戦闘で破れ、シュー……ボッ!!!って火が灯る演出、その他、多々演出が中二病ぽかった。
なんで、そんなとこにガス配管あるんだよ。つーか火気ないでしょう。なんで今、火がついたの?
そしてその後爆発もしないけどなんで?
虫の羽音が終始うるさい。1度や2度ならいいがその度に耳を塞いだ。やりすぎ。
耳鳴りも長すぎ。必要なのわかるけど不快。
暴力シーン、グロシーンがまるで魅力がない。着信アリを彷彿とさせる、血と死に様にはこだわりが見えたが、それらは本当に物語に必要だったのか?
脳男は面白かったのにこれはなんだ?どうしてこうなった?
執拗な暴力シーンのオンパレードがこの映画を面白くなくしたのでは、と思ったが脳男より少しそういうシーンが多いくらいだし、理由にはならないか。
結局は、説明不足、心理描写不足なんだ。そういうシーンをもっと増やすべきだろう。
原作未読なのに、めっちゃ端折ってるのわかるって映画として駄目だろ。
戦闘シーンが綺麗だったとか、流石とか、褒めているが、最終戦は間延びが酷くないか?
ダラダラ戦闘シーンするより、入れないといけないシーンあるだろう。戦闘で分かり合う?悲しい?それをしたいなら、2人がどういう心理状態なのか序盤から少しでも撮れよ。
友達も全く同じこと言ってました。
山田なんとか君が好きな人は見たらいいが、そうでない人は特に映画館で見る必要ないのでは?
家で友達としゃべって突っ込みながら酒飲みながら背景として流すくらいの初見でちょうどいい。
映画館で何もせず座って見るのが苦痛と感じた。
楽しめる層は狭い...かな
配役がとても共感出来たから観に行った。絵作りが綺麗で印象に残る。美術が素敵。殺陣のカメラワークが静かで特徴的だった。どこか漫画色が強い原作だから、実写映画化にイメージが追いつかなかったけど、観ていて、ちゃんとドラマを構築していて新鮮だった。
美術など作品の雰囲気を十分に発揮し、
新鮮さを与える内容に、楽しめたが、
・初見の方が内容に着いていけて、楽しめたのか?
・原作を読んで来た観客の期待に沿えるテーマであったか?
・人によっては趣味悪く感じるモチーフなので万人受けは難しい
などと考えてしまうと評価はしづらい
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