劇場公開日 2015年11月7日

「ラスト10分で全てが分かる。変化球のバイオレンス・アクション!!」グラスホッパー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ラスト10分で全てが分かる。変化球のバイオレンス・アクション!!

2015年11月10日
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悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:それぞれに弱さを抱えながら、裏の世界でもがく3人の姿が、哀愁たっぷりに描かれる。ラストまでの伏線もステキ。
否:ストーリー自体は思いのほか単調で、伝えたいことはよく分からない。グロシーンもかなり多め。
この作品の魅力は、何といってもその終わり方。それまでの何気ない描写が色々と伏線になっていて、全てが繋がる感じが秀逸です。

 鈴木・鯨・蝉という3人が、それぞれに心に闇を抱え、悩み苦しみながらも、裏社会で生き抜いていこうと奔走する姿が印象に残ります。
 ただ、内容そのものは割と単調で、見方によってはただグロい暗殺シーンが続いていく作品とも言えなくもなさそうです。バッタのアップのシーンもあるので、人によってはかなり嫌悪感を抱くかも知れません。
 グロいのが大丈夫な方は、興味本位でご覧になってみるといいかと思います。

映画コーディネーター・門倉カド