「あれ?いい話だった…」映画 暗殺教室 ららるさんの映画レビュー(感想・評価)
あれ?いい話だった…
正直、マンガ原作の話だし、子供向けの映画だろうし…と、あまり期待してませんでした。原作は1巻だけパラッと読んだだけです。山田くんかわいいし、なんとなくの好奇心から観賞。
が。
『暗殺教室』なんて仰々しい名前と裏腹に、殺せんせーとの信頼関係や生徒の成長のストーリーだったり、普通にいい話でした。
なんだかんだ殺せんせーはいい先生だなぁと、だんだん好きになってしまいます。
生徒たちもきっとそうで、渚くんの「先生は落ちこぼれの僕たちに本気で向き合ってくれた。だから僕たちで先生を暗殺したい。」(うろ覚え)という言葉に、先生と生徒としてお互いを想う気持ちを感じました。
「暗殺は正々堂々と!」(もはやそれが暗殺と呼べるのか?は、置いといて)の殺せんせーとそれに答えるべく勉強し、知恵を絞り、協力する生徒たち。
いつか本当に殺せんせーを暗殺するとき、彼らはどんな方法でどんなことを思うのでしょうか。
『殺す』というマイナスイメージがありながらも、最後はちょっとクスッと笑って終われる後味もスッキリなお話でした。謎はまだ色々ありそうですが。
渚くんの最後の笑顔が印象的でした。
しかし二宮和也さんは芸達者な方ですね~。
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