劇場公開日 2015年3月21日

「殺せんせーが、そこに居る!」映画 暗殺教室 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 殺せんせーが、そこに居る!

2025年9月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

ドキドキ

もう、10年も経つんですね。いや〜懐かしい。っていうか、久しぶりの鑑賞でしたが十分に楽しませてもらいました。

公開当時に思ったことですが・・・勿論、今でもよく言われる、実写化の是非について?
自分は根っからの映画好きです。アニメも大好きなんですが、実写での表現っていうことに最高の魅力を感じています。 世間一般で駄作と言われる「デビルマン」なんかでも、楽しんで見ることができるタイプです。
とは、言ってもどうしても実写化して欲しくない作品もあります。 「となりのトトロ」みたいな夢のある生き物は、実写化したらただのクマになりそうだし、「カリオストロの城」の城を飛び移るところとか、「未来少年コナン」の翼の上での戦闘とか、実写にしたら滑稽にしか写らないようなものは、実写では見たくないですね。
そういう意味で、この「暗殺教室」の殺せんせーも実写にして欲しくないキャラクターでした。いかにもな漫画チックの風貌で、リアルな風景には違和感にしか映らないと思ってました。
でも、最近のCGってすごいですね。実際にその場にいるような臨場感で楽しむことが出来ました。まあ、ニノの話し方ってのも存在感において影響があったとは思いますが。

さて、本編ですが、自分は当時、原作ファンで、しっかり読んでいたことから、勝手に頭の中で補填しながらの鑑賞だったので結構楽しませてもらいました。
でも、初めてこの作品に触れた人はどうだったんだろう? ストーリー自体は、端折って出来事を追っていくだけなんで、登場人物に感情移入なんて出来たんでしょうか?
面白いことは面白かったんですが、何もこんなに詰め込まなくてもってのが正直な感想です。 ダイジェストみたいな感じは否めませんでした。

まぁ、今でこそ、第一線で活躍する若手俳優たちの若かりし頃が見れたっていう楽しみ方もありましたが。

ratien
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