「【”浄化の一夜”一番怖いのは人間かと思っていたら、まさかのヒューマンドラマだった作品。】」パージ:アナーキー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”浄化の一夜”一番怖いのは人間かと思っていたら、まさかのヒューマンドラマだった作品。】
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■年に1度の「パージ」の日を迎え、家路を急ぐものの車がパンクしたため街を彷徨う離婚間近の夫婦。
そして何者かに襲われ、拉致されそうになる母娘。
そんな危機的状況を武装したひとりの男に救われた彼らは、協力し合いながら無法地帯となった街からの脱出を試みる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・一作目より、ヒューマン要素が深まっている作品である。
・離婚間近の夫婦。そして何者かに襲われ、拉致されそうになる母娘を助けた武装した男の目的は、酒酔い運転で息子を殺された男をに対する報復だった。
・彼は、殺害しようとした妻子持ちの男を殺害直前まで追い詰め”お前は俺と俺の息子を覚えているか!”と叫ぶが、その男をパージ終了前にも関わらず、殺さないのであった。
<富裕層によるパージシーンのシニカルさや、パージに反対する貧困層の台頭など、物語に深みがやや出て来た第二作である。>
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