マダム・マロリーと魔法のスパイスのレビュー・感想・評価
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ヘレンミレン味
丁度お料理熱が高い今日この頃。 なーんとなく見てしまった映画だけど良かったです。 心が温まりました。 ヘレンミレンと主人公の父親の食材買い占め戦争とか観てて近年の情勢と重ねて観れたのも楽しめた要因の1つかもしれない。 人の心は育った場所や家族の元に還るということも、この映画から改めて実感したことかもしれない。
美味しい幸せ面白い
期待してレンタル。 予想どおり、素敵な物語でした。 タンドリーチキン、美味しそ… パパのキャラクターがすごく良くて笑えました。町長の愛らしい感じも良いスパイス。周りに「よかったよ!」と勧められる一本だと思いました。
大人のスパイスが効いた素敵な作品。
『ギルバート・グレイプ』の監督なんですね。 この監督の作品はどれも、一本芯が通っていて本当の優しさが自然に描かれている所が好きです。 出てくるお料理がどれもとても美味しそう。 愛おしくてちょっぴり切ない、大人のスパイスが効いた素敵な作品。
若きインド人シェフがフランスの片田舎でその才能を認めら開花させて行...
若きインド人シェフがフランスの片田舎でその才能を認めら開花させて行く流れは気分が良く何故か涙が滲んでくる、そのきっかけを作るヘレンミレン(イギリス人でありながら)厳格さの中に優しさを持ったフランス女性を演じきる姿はまさにクィーンに相応しい存在感、サイダーハウス以来この監督の代表作がまた誕生できて嬉しい限りでした。
とんとん拍子すぎ
観てると腹が減る映画.観たときはチトとんとん拍子すぎ(「エル・ブリの向こうを張る料理を瞬時に会得するってどうよ?」)て逆に拍子抜けでネガティブ気味の印象を受けた. 鑑賞後にとあるblogで「多様性を受け入れることの重要性を訴えている」という解釈を読みある程度腑に落ちたが,やはりモヤモヤが残っている(もう一度観た方がよい気がしてはいるが…).
こじんまりとした佳作
先の読めてしまう展開、安定のストーリー、適度なヒューマニズム……まるで寅さんシリーズみたい。 悪くはないけど、どうしても観ておきたいほどの作品ではない。 好きな映画第3位に「ショコラ」をあげている私としては、うーん…。あれ以上の作品はでてこないのかなぁ ハッサン役のダヤルは、腕をあげて成長していくほどに顔つきまで変わって、なかなか良かった。マルグリット役のシャルロット・ルボンは、「イブ・サンローラン」にも出てましたね、全くイメージ違う役をこなしてて、これからが楽しみ。
今だからこそ見ておきたい
もう、ヘイトスピーチの差別扇動が起こるような今だからこそ見ておきたい映画。ハッキリとテーマの一つは人種差別です。直接的な表現もあるけれど、でも見せ方は柔らかい。最後も気分良く終わる良い映画だと思います。 マダムマロリーの車はDSで主人公と出会う時の女性の車はメアリです。時代考証を無視してオールドシトロエンをもってきたところは車好き的には悪く思いません。
爽やかなラブ(半)コメディ?
舞台はフランスの片田舎。 ガンコだけれど根は優しくて真っ正直な女性のレストラン(1つ星)オーナーとインドからやってきたレストラン経営者一家。 天才的なインド人料理人(一家の息子)とフランス料理レストランの女性サブシェフとの静かな恋。 移民差別を嫌うレストランオーナーが、両店を戦争を乗り越えて大の友人通しにする。 ラブロマンスにちょっぴりスパイスが効いて笑いあり涙あり。
暖かく美味しい香りのする作品
心が体が温まり 幸せになる映画です。 インドを追われた家族がフランスにやって来る そしてたどり着いたのは 一流フランス料理店の前の古びたお店 インドでインド料理屋だった家族がフランスで インド料理屋を始める 2つのお店が お互い衝突しながらも 話し合いながら 折り合いをつけながら 経営していく 2つの料理屋の描き方が良かった フランス料理屋の女支配人に インド料理屋のシェフにその息子 この3人を中心に物語が進む 料理とは ほんと 素晴らしい 皆を幸せにしてくれる 料理が 人種の差別を超えて 暖かく感動的に描いていて ラストは涙が止まらなかった 大好きな作品です
異文化交流の幸せな結末
料理を題材に異文化接触を描いたヒューマンドラマ。 インド人移民の料理人一家が、フランスの一つ星レストランの向かいに居を落ち着け、衝突しながらも理解し合う過程を描く。 向かい合う二軒のレストランを隔てる道路が、心の距離を表すのに象徴的に使われており、タイトルにもなっている。(原題 The Hundred-Foot Journey ) 邦題は何これ。マロリーがキャスト順位の一番目なのは役者が格上なだけで、主演は若い二人じゃないの?スパイスはきっかけであんまりメインテーマに関係ないし……。 若い二人の料理人、マロリーとパパの、それぞれの距離感と文化摩擦、その解消が面白い。 後半駆け足な感じもするが、ここでこじれると決裂の結末しかなさそうなのでそんなものか。 幸せな結末にはなったものの、相入れず出て行った人もいるわけで、異文化交流の難しさも描かれていて深い。 星4。流石ディズニー、内面描写が上手い。
幸せ気分
典型的なフランス人と典型的なインド人。 世界の終わりが来ても交じり合うことのなそうなこの2つの世界で生きてきた人間同士が、人種や文化の差を越えて心通わす…というわかりやすいドラマ。 ところどころポップな演出もあったりするが、フランスマダムとインド親父の重厚な存在感や、料理の表現力やらのせいか、安っぽく感じることはない…と思ったら、これディズニー映画でした。エンドロール見るまで知らなかった…。 異文化、異人種がお互いを尊重しながら仲良くやってく姿は見てて安心。幸せになります。 しかしウィノナ・ライダーに似てるなあ。
丁寧な脚本が気持良い
最近観賞した映画がことごとくインド率の高いものばかりで 映画の国インドへの世界の映画産業の食いつきっぷりが なんだか凄まじい〜(笑) インド料理とフランス料理と言う全く反対に思える料理同士ながら それでも解りあって最後は良い終わり方をするのだけど 全く違って見えても、ベースとなる一番大事なもの、 食材そのもの新鮮さや質の高さを大事にする所が共通するから 最後は解りあえた。 同じ様に文化や習慣が違っても人として一番大事なもの 命や愛する者への思いが共感出来たから最後は解りあえた。 一番大事なモノへの理解さえあれば争いは解決する。 そう書いてしまうとちょっと陳腐に聞こえるけれど その辺を説教臭く無く、丁寧なエピソードの積み重ねで きちんと納得させてくれる脚本が本当に素晴らしい。 主演のヘレン・ミレンとインドのお父さん役のオム・プリの 丁寧な演技はもちろんの事。 流石にレストラン映画だけに 料理シーンの見せ方の工夫と美しさが際立つ! 包丁を使うシーンがその直前の話の成り行きと 上手くシンクロしていたり ソースを作るときの混ざり方が実に滑らかで美味しそう。 最初に出て来たムンバイのレストランの 粗野だけど美味しそうな香りに溢れている厨房に比べれば 最後に出て来る最新フレンチの分子料理の厨房が まるで実験室の様でかなり味気ない。 その落差もこの物語のシェフの気持をよく表していると思います。 このところシェフもの映画を幾つか観てますが 肝心の料理シーンが印象的な作品が以外に少なかった事に この映画を観て気が付きました。 唯一この映画で突っ込みたいのはシャルロット・ルボンが演じる フレンチの副シェフの髪型。 1つ星レストランの副シェフともあろう人が なんだか風呂上がりにタオルを巻いたままみたいな格好で 厨房に立つのはちょっと戴けない。 美的な方を優先したのでしょうが、十分に美人な女優さんなので キリッとコック帽を被せた方が、メリハリがあって良かったのでは? 副シェフに見えない、ただの下働きのバイトみたいでした。
すごく幸せ気分になれる映画。
いやー、こんな題材なのに久々に幸せほのぼのな気持ちにさせてくれると思ったらディズニーだった。納得。 まあ、それはそれとして家族の絆と正義の大切さと故郷のあたたかさを感じさせてくれるお話です。 これって万国共通の感情だろうからきっとみんな幸せな気持ちになります。例外もあるでしょうが…。 一流レストランオーナー役のヘレンミレンはこういう役ぴったり。厳しく誰にも負けないかなけれど裏には正義と優しさが。 笑って泣けて、ラストはさらにハッピーになる事間違いなし。
昨日の敵は今日の友。心温まるヒューマン料理ムービー。
【賛否両論チェック】 賛:最初はいがみ合っていた2つの店が、次第にお互いに心を開いていく様子が、観ていて清々しい。主人公の人柄にも好感が持てる。 否:料理のシーンが多いので、少し退屈しそう。後半はやや蛇足感もあり、途中で飽きてしまうかも。 最初は食材を買い占めたり、タチの悪い嫌がらせまでしていたマロリーが、ハッサンの作る料理や彼の人柄に触れるうち、次第に変わっていく様子がとても潔くてステキです。途中、〝メゾン・ムンバイ”に放火した従業員をクビにするシーンなんかは、すごくカッコいいです。そして、偏屈な父親にもめげず、常に自分の意志をしっかり持っているハッサンの姿も、観ていて共感を覚えます。 後半はやや蛇足感というか、退屈しがちなシーンも続きますが、心温まるヒューマンドラマです。料理好きな方も、是非ご覧になってみて下さい。
魔法のスパイスは人間関係もまろやかに
南フランスの田舎町が舞台、向かい同士のフランス料理店とインド料理店で料理ガチバトル勃発! 口喧嘩ばかりの両者ですが、次第に料理も人間関係も魔法のスパイスによってまろやかに調和していきます。 料理を題材としたココロあたたまるヒューマンコメディ。幸せのレシピ、大統領の料理人などとともに料理映画のお気に入りに入れたいですね。
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