劇場公開日 2014年10月25日

  • 予告編を見る

「うーん、」シャトーブリアンからの手紙 けいさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5うーん、

2022年4月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

当時のつらい状況の映画だったけど、ストーリー性が乏しいというか、なにか信念を貫いての反乱とかもなく、ただ「終わり」に向かっての流れだけのようにも感じた。

実話に基づいたものだったろうけど、映画にするなら、見てる側に訴えかけるような、もうちょっと見応えもあった方がよかった。

でも、自分が処刑する側の、権限があるくらいの立場なら、実際はそのまま収容所に生かしておいて、「処刑したことにして」、処刑した報告をベルリンにしてたかも。
どーせドイツからはわざわざフランスまで確認には来ないだろうし。

でもそんなのん気なことも言ってられない時代の話で、まさしく「命令の奴隷になって」粛々と命令を遂行していく現地の軍人たち。
今も、東欧で起きているロシア軍の蛮行にも似た虐殺の「命令の奴隷たち」とも重なるとこがあった。

けい