「アンジャッシュ」チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛 ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)
アンジャッシュ
17世紀に起きたチューリップ・バブルを題材に、それによって巻き起こった、狂悲喜劇とでも呼称すべき作品。
現代でいえば、仮想通貨に全財産をかけるようなものではないでしょうか。4世紀が経っても、人間のやっていることは変わらない、といった感じで、人間の愚かさを感じさせてくれる作品でした。
アリシアとデインの絡みはほとんど付け合わせ程度で、内容勝負といった点でも、好印象でした。終わり方も、人間には愚かな一面があるけれど、聡く愛しい面もあるのだよ、と教えられた感じで、自分的には好きな終わり方でした。
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