劇場公開日 2018年10月6日

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「フェルメールの絵画を鑑賞するような映画」チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛 ベティさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0フェルメールの絵画を鑑賞するような映画

2018年11月14日
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重厚なセットと衣装が美しい。
主役の女性が、綺麗だけれど人間的な魅力に欠ける。人形のような表情は、生きていくための結婚だったせいだとしても観ている観客には物足りない。
フェルメールの絵画の実写を観に行くつもりくらいの感覚ならお勧めの映画。北側の窓からの柔らかな光、召し使いの部屋、青いドレスは、フェルメールの典型的な要素。
なぜかハッピーエンドだったことが、どこか物足りない物語の中で「まあ、いいか。」と思える展開だった。

ベティ